アサナ(ASAN)は3月10日に2025年度第4四半期(暦年:2024年第4四半期)決算を発表しました。
私の同社に対する投資判断は、事業の立て直しが進んでおり、共同創業者の支援を受けられるという前提に基づいていました。共同創業者には十分な資金力があり、どんな手段を使ってでも自社を救おうとする意思があると考えていました。以下は、2024年12月9日に執筆した同社に関する分析レポートにおいて、私が述べた内容です(詳細は下記のレポートをご覧ください)。


「アサナ(ASAN)をフォローしている人なら、この企業の強気シナリオが、バランスシート上に多額のキャッシュを保有している点に支えられていることをご存じでしょう。」
「同社は約4億1,000万ドルの純現金ポジションを持ち、さらに、どんな犠牲を払ってでも会社を支える意欲を持つ資金力のある創業者がいるため、財務基盤は非常に堅固だと考えています。」
しかしながら、昨日、CEO兼共同創業者であるダスティン・モスコヴィッツ氏がアサナを見限るというニュースが報じられ、私は完全に驚きました。
このような事態が起こるとは全く予想しておらず、むしろモスコヴィッツ氏のリーダーシップのもとで同社が立ち直りつつあるように見えていました。
さらに悪いことに、モスコヴィッツ氏は社内の優秀な人材に経営を引き継ぐのではなく、外部から後任を迎えようとしています。これは非常に悪い兆候であると考えています。
簡単な選択肢としては、「市場が過剰に反応している」「マーケットは間違っている」と言うことかもしれません。
そして、同社への投資において敗北を認めるのは非常に苦い決断です。特に、現在の市場環境がこれほど弱い中で売却するのは本意ではありません。しかし、私はこの事業を弱気相場の中で売却せざるを得ないと考えています。本来ならこのような形での売却は絶対に避けるべきですが、強気の根拠を失った以上、選択の余地はないと考えています。
これまでの経験から、早い段階で決断を下すか、それとも保有し続けた結果、株価がさらに50%下落し、私の想定をはるかに超えて売り込まれるのを見届けるかのどちらかであることを理解しています。そのため、今できるだけ資本を守り、現金で確保するほうが、市場に資本をすべ
Pro Plan専用コンテンツ

この記事の続きを読むには「Pro Plan」にアップグレードする必要があります。
── 主なPro Plan機能 ──
📊
全レポート無制限閲覧
📈
詳細な財務データ分析
🎯
アナリスト評価&配当履歴
🔔
お気に入り&フォロー通知