※「【半導体・AI】WFE(半導体前工程製造装置)業界と関連銘柄の2023年のまとめ&今後の市場見通し・将来性 - 前編」の続き
SEMIによる国・地域別の23年第4四半期のWFE(半導体前工程製造装置 / 半導体ウェハー製造装置)出荷台数はまだ入手できていない。
しかし、23年第4四半期のWFE関連売上高が前四半期比でかなり接近していることから、国別出荷ベースで見た場合、同様の傾向を想定することができる。

このデータを年間ベースで見ると、以下のグラフのようになる。

2023年の中国のWFE関連支出は355億ドルで、前年比26%増となっている。
これとは対照的に、台湾のWFE支出は前年比25%減であった。
そして、中国は2019年にWFEへの最大の支出国としてトップに立っている。
当時、中国とそれに続く2大支出国との差は小さく、台湾は10億ドル差、韓国は27億ドル差だった。
しかし、2023年には、その差は大きくなった。
なぜなら、今では、中国は台湾の1.5倍、韓国は2倍近くを費やしているのである。
これとは別に、ブルームバーグが最近発表したレポートによると、中国は2023年に半導体WFEに400億ドルを投じたという。

非常に興味深い読み物であった。
ブルームバーグがどのようなデータソースを使ってこの数字を出したのかはわからない。
私は上位5社だけを追跡している。
しかし、中小企業が昨年50億ドルを中国に出荷したとは考えにくい。
この差は、何を「チップ製造ツール」と定義するかによって決まるのかもしれない。
いずれにせよ、私の350億ドルにせよ、ブルームバーグの400億ドルにせよ、これは非常に大きな数字であると言える。
ASML(ASML)は昨年10月、2024年は同社にとっていわゆる「移行の年」となり、売上高は前年比横ばいになるとの見通しを最初に示した。
そして、同社は、最新の決算説明会でもこの見解を繰り返している。

ASMLが2024年をこれほど早く、これほど自信をもって予測できるのは、先に述べた同社ツールの平均リードタイムによる。
ASMLにとって成長率がゼロになる年は明らかに異常ではあるが(過去20年間にASMLが経験したゼロ成長の年を
Pro Plan専用コンテンツ

この記事の続きを読むには「Pro Plan」にアップグレードする必要があります。