ビットコインは今からでも儲かる?ビットコインの今後の見通しとおすすめのアルトコインを徹底解説!
ジェームズ・ フォード- 本稿では、「ビットコイン(BTCUSD)は今からでも儲かるのか?」という疑問に答えるべく、ビットコインの今後の見通しとおすすめのアルトコインを詳しく解説していきます。
- ビットコインは半減期による供給減少の影響で、2024年に価格上昇が期待されており、現在も強気相場の兆しが見られます。
- マイクロストラテジー(MSTR)やビットコイン採掘企業、アルトコインのようなビットコイン代替投資先も注目され、今後の成長が期待されています。
- ビットコインの売却タイミングには価格目標やEMA、RSIのシグナルを参考にし、2025年の半減期サイクルに基づいた売却戦略を紹介していきます。
ビットコイン(BTCUSD)の今後の見通しとは?
ビットコイン(BTCUSD)が70,000ドルを突破し、まだまだ上昇余地が広がっています。
市場は盛り上がりを見せていますが、本稿では冷静な視点を提供したいと思います。
確かに、ビットコインはここからさらに倍近くの価格上昇が見込めるかもしれませんが、この強気相場も終盤に差し掛かっているように思われます。
ビットコインで資産を10倍にするのは難しいかもしれませんが、仮想通貨での利益をさらに増やせる可能性のある他の選択肢も紹介していきます。
ビットコイン(BTCUSD)のサイクル:過去・現在・未来
ビットコイン(BTCUSD)には4年ごとに「半減期」が訪れ、210,000ブロックごとに採掘報酬が半減する仕組みがあります。
2012年の最初の半減で報酬が25 BTCに、2016年に12.5 BTC、2020年には6.25 BTCへと減少しました。
次回の半減は2024年に予定されており、報酬は3.125 BTCに引き下げられる予定です。
この半減によって供給が抑えられるため、需要が高い状態が続けば価格の上昇が期待されます。
これまでの歴史を見ると、半減の後に大きな価格上昇が起こることが多く、投資家の間で注目されるイベントとなっています。
(出所:SynFutures Academy)
しかし、価格の動きは予測が難しい一面もあります。
今回のサイクルでは、半減前に大きな上昇を見せ、その後は一時的に落ち着きを見せる展開となっていますが、依然として強気の兆しが確認できます。
(出所:TrendSpider)
特に週足のRSIが強気に転じ、過去最高値(ATH)を再度突破しようとする動きが見られ、上値には特に大きな抵抗もない状況です。
さらに、週足のRSIも過熱しておらず、さらなる上昇が期待されます。
ビットコインが100,000ドルを超える準備が整いつつある中、今後の明確な目標についても詳しく説明します。
そして、この上昇相場でリターンを得るために私が注目している3つの投資先もご紹介します。
ビットコイン(BTCUSD)で利益を狙う:ビットコイン代替の3銘柄
ここでは、これまでビットコイン(BTCUSD)を上回るパフォーマンスを見せ、私が今後も期待している3つの代替投資先をご紹介します。
マイクロストラテジー(MSTR)
(出所:TrendSpider)
マイクロストラテジー(MSTR)は、低金利での借入を利用し、長年にわたりビットコインを積極的に買い増ししています。
この戦略が今、功を奏しています。
昨年、同社株式を購入していた場合、まるでビットコインを「貯金」しているような効果が得られていたでしょう。
同社は1株あたりのビットコイン保有量を増やし続けています。
私もスイングポートフォリオで同社を保有して一部利益を出しましたが、売却が少し早すぎたかもしれません。
今後も400ドルを目指す上昇余地が残っているように見えます。
ビットコイン採掘企業
直近のレポートにおいて、テラウルフ(WULF)に注目しているとお伝えしましたが、この採掘企業は新たな高値を更新しています。
採掘ビジネスは非常に厳しい環境にあり、多くの企業が空売り対象になっていますが、ビットコインが70,000ドルを超えて価格を維持できるようになれば、採掘企業も大幅な利益を得られる状況になると見ています。
(出所:TrendSpider)
私はスイングポートフォリオやYOLOポートフォリオで複数の採掘企業を保有しており、今後これらが倍以上に成長することを期待しています。
私のポートフォリオの1つであるYOLOポートフォリオの詳細に関心のある方は、インベストリンゴのプラットフォーム上より、下記のレポートをご覧いただければと思います。
【2024年10月】YOLOポートフォリオ・アップデート:ソラナ(SOL)やメタ・プラットフォームズ(META)が好調!
アルトコイン
興味深いことに、アルトコインはまだ本格的な上昇局面に突入していません。
ビットコインの市場占有率が高まり続けている状況ですが、最終的にはもう一度「アルトシーズン」が来ると予想しています。
(出所:TradingView)
ソラナ(SOLUSD)
(出所:TrendSpider)
ソラナ(SOLUSD)は、アルトコインの中でも比較的リスクが低く、ここからさらに倍、もしくは3倍の成長が期待できる銘柄であると考えています。
現在、重要な抵抗線を突破しそうな動きを見せており、今後の展開に期待しています。
ビットコイン(BTCUSD)の売却戦略
上昇局面で利益を確保するだけでなく、暴落前の売却タイミングを見極めることが重要です。
前回の記事でも触れましたが、世界的な不況が予想以上に早く到来する可能性があり、その際にはビットコインも他の資産同様、大規模な売りに見舞われることが考えられます。
次のセクションでは以下について解説していきます:
・ビットコインの具体的な価格目標
・ビットコインの売却タイミングとスケールアウト方法
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ビットコイン(BTCUSD)の長期目標
(出所:TrendSpider)
現時点で、私の戦略に変更はありません。
ベアマーケットの1.618~2倍のエクステンション、つまり100,000~120,000ドルあたりを主要な目標としています。
これまでの動きを見ると、第4波が終了し、第5波に向けての上昇が始まろうとしています。
この波動が完結すれば、15,000ドルの安値から約7倍のリターンが見込めます。
ビットコイン(BTCUSD)の売却戦略
私が考える具体的な売却戦略についてお話ししていきたいと思います。
まずは、何より、投資においては、計画を立て、目標価格で確実に利益を確保することが大切だと考えています。
(出所:TrendSpider)
例えば、100,000ドルに達した段階でビットコインの半分を売却し、残り半分はさらに上昇する可能性に備えて保有します。
次に、120,000ドルに到達したらさらに30%を売却し、残りの20%は「保険」として保持しておくのも一つの戦略です。
この20%は「コアポジション」として、さらなる上昇に備えて長期的に持ち続けるイメージです。
もしビットコインがさらに上昇しても、一部の利益は確保できています。
一方で、下落し始めた場合には、ストップロスを利用するか、勢いが衰える兆候を見てから売却することも検討したいと思います。
EMAとRSIの活用
シンプルに、短期のEMA(指数平滑移動平均)やRSIのダイバージェンスに注目するのも効果的です。
(出所:TradingView)
EMAは変化に敏感なため、反転の兆候を早期に捉えることができます。
前回のサイクルでは、20週EMAが50週EMAを下回ったときに本格的なベアマーケットが始まりました。
このシグナルで売却していれば、大きな下落を回避できたでしょう。
また、ビットコインの2度目の高値の際には、週足RSIに大きなダイバージェンスが発生していました。
(出所:TrendSpider)
私は、週足RSIが第3波で既にピークに達していると見ています。
このトレンドラインに触れるような動きがあれば、天井のサインと捉えることができます。
ビットコイン(BTCUSD)の売却のタイミング
最後に、半減期サイクルに基づいて売却時期を設定する方法もあります。
(出所:TradingView)
一般的には、半減後の12~18カ月後がビットコインの売り時とされ、次の半減期に基づくと2025年4月~8月頃が売却の良いタイミングかもしれません。
ただし、これまでの「ビットコインのセオリー」が必ずしも今回も当てはまるとは限りません。
私の見立てでは、ピークはもう少し早く到来する可能性が高いと考えています。
しかし、2025年に入っても高値更新が続くようであれば、年後半までに全ポジションの売却を検討するつもりです。
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アナリスト紹介:ジェームズ・ フォード
📍米国マクロ経済&テクノロジー担当
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