誰もがリターンを求めて株式市場に投資する。株価が上がることを期待して株式を購入し、購入した値段よりも高い値段で売却することで、その差額から利益を得るのである。しかし実際には、その様な期待は現実にならないかもしれない。私たちは皆、株価の値上がり益を期待して(祈って)株式を購入するが、株式市場には独自の心理があり、時として不快なほど不安定になるのも事実である。
私の個人ポートフォリオの75%以上は、高配当銘柄を含む、安定した配当金を支払う証券で構成されている。なぜなら、購入した証券の価格が値上がりするという期待に加えて、「私が市場に参加している時間に対する報酬」を期待しているからである。そのため、私のレポートのほとんどは、高配当銘柄を含む、配当関連銘柄から成るポートフォリオを構築し、そのポートフォリオから定期的に生み出されるキャッシュフローを優先とする投資戦略である「インカム投資」に関するものである。今日は、私たちの記事でよく目にする概念や配当関連の指標について説明したい。配当重視の投資家になるということは、あなたの資産を守り、且つ、将来の経済的な安定を実現するということであり、これから説明する概念を詳しく理解する必要があると見ている。
配当とは、企業の利益の一部を株主に分配することで、通常は現金または追加株式の形で行われる(米国では、投資家は証券口座上で配当を現金、或いは、株式の形式で受け取るかを選択出来る)。収益性が高く、余剰資金を持つ企業は、会社の成功を株主と分かち合い、投資に対する見返りを提供する方法として、株主への配当金の支払いを選択することが多いというのが現状である。企業は通常、月次、四半期、年次など、定期的に配当を支払うことを目標としているが、財務状況や戦略によっては、不定期に配当を支払う場合や、まったく支払わない場合もある。そして、配当は義務ではないことを忘れてはならない。企業は、配当の支払いを減額したり、完全に停止したりする権利を常に有しているのである。
また、米国のほとんどの企業は、配当金を株式で支払うことを提案している。これは配当金再投資プラン/プログラムと呼ばれている。仮にあなたが、1株100ドルで取引されているABC社の株を100株所有しており、同社が配当金を5ドル支払う場合に、あなたはそれを現金
Pro Plan専用コンテンツ

この記事の続きを読むには「Pro Plan」にアップグレードする必要があります。
── 主なPro Plan機能 ──
📊
全レポート無制限閲覧
📈
詳細な財務データ分析
🎯
アナリスト評価&配当履歴
🔔
お気に入り&フォロー通知