2024年10月:米国株モデルポートフォリオ・アップデート

- 2024年9月にはインテュイティブ・マシーンズ(LUNR)を新たにポートフォリオに追加しました。
- ポートフォリオの運営方針として、各銘柄のウェイトを均等に5%にすることを目指しています。
- 長期保有銘柄はウラニウム・エナジー(UEC)とエノビックス(ENVX)で、それ以外のポジションは今後12〜18か月以内に売却予定です。
- ドラフトキングス(DKNG)、ペイパル(PYPL)、メタ・プラットフォームズ(META)、インテュイティブ・マシーンズに特に注目しており、それぞれの投資方針や目標株価を詳しく解説していきます。
- バリュエーションの観点から透明性を保つため、当アップデートは毎月更新を行っています。
- ご質問やご意見があれば、お気軽にコメント欄より共有いただければと思います。
2024年10月:モデルポートフォリオの銘柄に関するアップデート
2024年9月に新たにインテュイティブ・マシーンズ(LUNR)をポートフォリオに追加しましたが、それ以外は特に変更はありません。
同社に関心のある方は、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、是非、下記の最新の分析レポートをご覧ください。
このモデルポートフォリオに関するレポートは毎月更新していますが、是非、コメント欄で皆様のご意見を聞かせていただければと思います。
皆さんの視点は私の今後のポートフォリオ運営にとってとても重要です。
(出所:筆者作成)
※過去の売却済み銘柄一覧
(出所:筆者作成)
2024年10月:モデルポートフォリオのウェイトに関して
(出所:筆者作成)
以下は各ポジションの簡単な概要です。
各銘柄の最新の分析レポートはインベストリンゴのプラットフォーム上で検索していただければと思います。
現在、現金の比率は約10%です。
黄色の表示は「中立」を意味します。
ご覧のとおり、ポートフォリオの約6%はウラン関連です。
UECとENVXが唯一の長期保有銘柄で、その他のポジションは今後12〜18か月以内、またはそれより早く売却予定です(詳細は各銘柄のレポートをご覧ください)。
ポートフォリオのウェイトに関しては、均等なウェイトを目指しています。
これは簡単ではありませんが、それが基本方針です。
今後、新たに保有する銘柄は全てポートフォリオの5%を占める予定です。
【原子力関連株(1銘柄)】
最新の分析レポートはメインページのダッシュボードより「検索」してください。
ウラニウム・エナジー(UEC):負債がなく、ウラン価格の変動に左右されないウラン企業です。12年間の停止期間を経て現在生産を再開中。EVやデータセンターのエネルギー需要に対する期待が高まっています。
【テクノロジー株(18銘柄)】
ドラフトキングス(DKNG):デジタルスポーツエンターテインメントとゲーミング企業で、フリーキャッシュフローがプラスに転じる間近の企業です。キャッシュフローがプラスとなる企業として、投資家が注目し始めています。
ペイパル(PYPL):株価のバリュエーションがすでに大幅に圧縮されており、魅力的な投資機会となっています。2025年中頃までに株価は約95ドルを目指すと期待しています。
ギガクラウド・テクノロジー(GCT):グローバルなB2Bマーケットプレイスを運営しており、年平均成長率(CAGR)は40%近くで、その規模にしては非常に収益性が高く、注目の銘柄です。
サムサラ(IOT):産業界からデータを収集しており、40%のCAGRで急成長中。2024年には営業利益率が6%に達すると考えています。
センチネルワン(S):2024年末までにほぼ収支均衡に近づく見込みで、2025年には1億ドルのフリーキャッシュフローが見込まれます。
アリスタ・ネットワークス(ANET):メガキャップテック企業にネットワーキングソリューションを提供しており、負債なしの強力なバランスシートを持っています。将来の予想営業利益に対して30倍のバリュエーションとなっています。
メタ・プラットフォームズ(META):予想営業利益に対して20倍未満のバリュエーションで、年平均15%〜20%で成長中です。私のポートフォリオ内で唯一のメガキャップ銘柄です。
ロビンフッド(HOOD):負債はなく、50億ドル以上の現金を保有しています。年平均成長率は15%と見込まれ、キャッシュフローも好調です。
ヒムズ&ハーズ(HIMS):最近株価は勢いを失いましたが、2025年中頃までに1株30ドルに達する可能性があると考えています。
エノビックス(ENVX):カリフォルニアの顧客と契約を結び、高エネルギー密度バッテリーに対する高額な支払いを受け入れることに成功しました。これは同社にとって大きな転機です。
パウエル・インダストリーズ(POWL):将来の予想フリーキャッシュフローに対して13倍のバリュエーション。主要セクター全体で堅調な収益の増加を示しており、2025年度には20%の成長が見込まれます。
ドキシミティ(DOCS):創業者が経営する企業で、経営陣が発行済株式の約半分を保有している点が好ましい材料です。時価総額の12%が現金で構成されています。
ペロトン(PTON):非常にシンプルな投資の考え方で、他の投資家の見方に関わらず、同社は長期的に存続すると見ています。現在の株価は破産を織り込んでいるような水準であるように見えます。
インテュイティブ・マシーンズ(LUNR):最大48億2千万ドル相当のNASA契約により、月面商業インフラにおいて重要なプレーヤーとして位置付けられています。2025年末までに12ドルを目指すと考えています。足元、最新の分析レポートもリリースしておりますので、是非、ご覧ください。
ギットラボ(GTLB):75ドルを目標株価としており、40%ルールに非常に近い成長率を見せています。
マネーライオン(ML):次回の第3四半期の結果を見て、現価格でポジションを倍にするかどうかを検討します。それまでは動きません。
オースター(OUST):中立
ライフMD(LFMD):中立
アナリスト紹介:マイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラ
📍テクノロジー&エネルギー担当
オリベイラ氏のその他のテクノロジー関連銘柄のレポートに関心がございましたら、是非、こちらのリンクより、オリベイラ氏のプロフィールページにアクセスしていただければと思います。
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