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11 - 01 - 2024

インテル(INTC)の株価は10年後も堅調?最新の2024年第3四半期決算は苦戦で雲行きは怪しい?

ウィリアム・ キーティングウィリアム・ キーティング
  • 本稿では、注目の米国半導体銘柄であるインテル(INTC)の10月31日に発表された最新の2024年第3四半期決算分析を通じて、「インテルの株価は10年後も堅調か?」という質問に答えるべく、同社の今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
  • インテルの2024年第3四半期の売上高はガイダンスを上回りましたが、粗利益率はリストラクチャリング費用や減損費用の影響で大幅に低下しました。
  • 同社のAI向けアクセラレータ「Gaudi 3」の導入が遅れ、売上目標の達成が難しい一方、ポートフォリオの再編成を進め、新しいセグメント報告方式を2025年第1四半期に導入予定です。
  • Q&Aでは歩留まりや欠陥密度についての鋭い質問が寄せられ、インテルの技術的な課題や将来の戦略が注目されました。

インテル(INTC)の最新の2024年第3四半期決算発表に関して

インテル(INTC)の10月31日発表の2024年第3四半期の売上高は133億ドルで、ガイダンスの中間値を3億ドル上回りました。

これは、前四半期比で4%増加したものの、前年同期比では6%減少しています。

(出所:インテルの2024年第3四半期決算資料)

粗利益率は18%で、ガイダンスを20ポイント(%)も下回り、前年同期比で27.8%の大幅減となりました。

これは、リストラクチャリング関連やその他の減損費用が大きく影響したためです。

(出所:インテルの2024年第3四半期決算資料)

ちょうど都合よく、こうしたリストラクチャリング費用が発生したことで、実際の粗利益率がどうだったのかがはっきり見えなくなっています。

この点については後ほど詳しく触れます。

インテルは今四半期の売上高を中間値で138億ドルと見込んでおり、前四半期比で3.7%の増加予測です。

安全マージンとしてプラスマイナス5億ドルの幅が設けられていますが、粗利益率は39.5%と見込まれており、前年同期比で9.5ポイントの低下が予想されています。

これは、株価が急落した第2四半期の38.7%の粗利益率をわずかに上回る数値です。

(出所:インテルの2024年第3四半期決算資料)

また、この後に説明する理由から、同社の株価は時間外取引で最大15%上昇したものの、最終的には6.92%の上昇で引けました。

なお、決算発表前には、メタ・プラットフォームズ(META)やマイクロソフト(MSFT)の決算発表の影響で半導体セクター全体が急落し、インテルの株価も3.5%下落していました。

(出所:Yahoo Finance)

特に注目されたのは、決算説明会で報告されたGaudi(インテルが開発したAI向けのアクセラレーター)の進捗状況でしたが、残念ながら良い内容ではありませんでした。

(原文)While the Gaudi 3 benchmarks have been impressive – and we were pleased by our recent collaboration with IBM to deploy Gaudi 3 as a service on IBM cloud – the overall uptake of Gaudi has been slower than we anticipated as adoption rates were impacted by the product transition from Gaudi 2 to Gaudi 3 and software ease-of-use. As a result, we will not achieve our target of $500 million in revenue for Gaudi in 2024.

(日本語訳)Gaudi 3のベンチマークは好調で、IBMクラウド上でのサービス展開に向けてIBMと連携できたことも大変喜ばしい成果です。しかし、Gaudi全体の導入は想定よりも進んでおらず、これはGaudi 2から3への移行やソフトウェアの使いやすさが影響しています。このため、2024年の売上高目標である5億ドルの達成は難しい状況です。

そのため、AMD(AMD)が2024年のMI300(AMDが開発した高性能なアクセラレーターで、特にAやHPC向けに設計されている)の目標を50億ドルに上方修正した一方で、インテルはその10分の1にも届かない状況です。

(原文)As a result, we now expect Data Center GPU revenue to exceed $5 billion in 2024, up from $4.5 billion we guided in July and our expectation of $2 billion when we started the year.

(日本語訳)その結果、2024年のデータセンター向けGPUの売上高は、年初の20億ドル予想、そして7月に見込んだ45億ドルを上回り、50億ドルを超えると見ています。

そして、インテルは会社史上最悪の危機の中で、さらなる再構築に踏み切る決断をしました。

この結果、いずれ新たなセグメント報告方式が導入されることになり、今後同じ基準で比較したいと考える人々にとっては、またしても混乱を招くことになるでしょう。

(原文)As part of our portfolio simplification, we will move our edge business into CCG (Client Computing Group) and refocus our NEX (Network and Edge Group) portfolio on networking and telco. We will also integrate our software business into our core business units to foster more integrated solutions that address our customers’ most difficult challenges. We are evaluating other portfolio actions, which we will communicate when appropriate, and we plan to provide new segment reporting that reflects these portfolio shifts in Q1 of 2025.

(日本語訳)ポートフォリオの整理の一環として、エッジ事業をCCG(クライアント・コンピューティング・グループ)に統合し、NEX(ネットワーク・エッジ・グループ)のポートフォリオはネットワーキングと通信分野に集中させます。また、ソフトウェア事業を主要な事業部門に統合し、顧客の課題に応える一体型のソリューションを提供できるようにします。その他のポートフォリオの見直しも進行中で、適切なタイミングでお知らせする予定です。これらの変更を反映した新しいセグメント報告は2025年第1四半期に発表する予定です。

今回の決算説明会の質疑応答は、最近では最高レベルでした。

市場のアナリストたちは、欠陥密度と歩留まりの関係や、Panther LakeのタイルをTSMC(TSM)が引き続き製造するのか、ファウンドリのパッケージング成長がなぜ遅れているのかといった鋭い質問を投げかけました。

ゲルシンガーCEOとジンズナーCFOも、ほとんどの質問に的確に答え、これまで憶測されていたが会社からは確認されていなかった詳細についても明らかにしました。

そこで、本稿では、セグメント別の業績、減損費用、リストラクチャリング、Lunar Lakeの問題、質疑応答のポイント、そして株価上昇の背景についても深掘りしていきます。

では、詳しく見ていきましょう!

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インテル(INTC)のセグメント別業績

まず、インテル(INTC)のクライアント・コンピューティング・グループ(CCG)の収益は四半期比で1%(1億ドル)減少し、73億ドルとなりました。

前年同期は79億ドルだったため、減少傾向が続いています。

これは顧客が在庫を削減した影響によるものと予想されています。

(出所:インテルの2024年第3四半期決算資料)

(原文)CCG revenue was down 1% quarter-over-quarter as customers worked down their inventory as expected.

(日本語訳)CCGの売上高は、顧客が予想通り在庫を削減したことにより、四半期比で1%減少しました。

一方、AMD(AMD)の第3四半期クライアント収益は前年同期比で29%増加しています。

(出所:AMDの2024年第3四半期決算資料)

一方で、データセンター & AI部門は好調で、収益は四半期比で10%増加し33億ドルに達しました。

また、前年同期比でも6.5%(2億ドル)増加しており、堅実な成長を示しています。

(出所:インテルの2024年第3四半期決算資料)

対照的に、AMDのデータセンター部門は前年同期比で122%という大幅な成長を記録し、今期はAMDのデータセンター売上高がインテルを初めて上回る節目となりました。

(出所:AMDの2024年第3四半期決算資料)

この点は、インテルの決算後の株価上昇を考える上で重要なポイントです。

NEXセグメントの売上高は15億ドルで、前年同期比では横ばいでしたが、四半期比では2億ドル増加しており、安定したパフォーマンスを示しています。

(出所:インテルの2024年第3四半期決算資料)

インテル・ファウンドリの売上高は44億ドルでしたが、営業損失が58億ドルに達しました。

そのうち31億ドルは減損費用によるものです。

(出所:インテルの2024年第3四半期決算資料)

さらに、インテル・ファウンドリの売上高のうち外部顧客からの売上がどれだけ占めているかについても、Q&Aセッションで明らかにされました。

(原文)As you guys ramp that, we start to focus on the ramp of 18A looking forward given the pipeline of the design wins that you guys have talked about. I'm curious, how large is your external piece of that, call it, $4.4 billion revenue in this most recent quarter? I think it was about $77 million last quarter. And how do we think about the pace of that kind of inflecting higher as we look out into '25, '26? And I'm just curious how you would define success in that external business.

(日本語訳)皆さんがそれを拡大していく中で、これまで話に出ていたデザイン・ウィン(ある製品が顧客のシステムや製品設計に採用されること)を踏まえて、今後の18A(インテルが開発している最先端の製造プロセス技術の名称で、「18オングストローム(1.8ナノメートル)」プロセスのこと)の立ち上げにも注目しています。直近の四半期での売上高44億ドルのうち、外部顧客からの収益はどのくらいの割合を占めているのでしょうか。前の四半期では約7700万ドルだったと思いますが、2025年や2026年に向けてその成長ペースがどのように加速していくと見込んでいますか。また、外部事業における成功の定義についてもお聞かせいただきたいです。

それで、この質問に対する回答はどうだったのでしょうか?

(原文)Yeah. So, overall, the external foundry business will be a modest portion, right, of the foundry business for the next couple of years. The foundry revenues will be dominated by the internal products, as we've been building that portfolio for many years. So, we'll ramp as we go through the rest of the decade.

(日本語訳)そうですね。今後数年間、ファウンドリ事業における外部向けの割合は小規模にとどまります。当面は、長年にわたり構築してきた内部製品がファウンドリ売上高の大半を占める見込みです。今後10年をかけて徐々に成長させていく予定です。

(原文)We said our financial objectives by the end of the decade are $15 billion plus of external foundry revenue. We'll be giving periodic updates on LDV, lifetime deal value, of external foundry customers as we go forward. And indicators like we did this quarter of new design wins, new customers are coming on online. But the reported numbers for Intel Foundry will be substantially dominated by the Intel Products for the next couple of years.

(日本語訳)当社は、今後10年以内に外部ファウンドリ売上高を150億ドル以上にするという財務目標を掲げています。今後も、外部ファウンドリ顧客のLDV(ライフタイム契約価値)について定期的にアップデートを行う予定です。また、今四半期のように、新たなデザイン・ウィンや新規顧客の増加といった進展もお知らせしていきます。ただし、今後数年間のインテル・ファウンドリの売上高は主にインテル製品が占めることになるでしょう。

(原文)That said, we saw a nice growth, right, quarter on quarter in the external foundry business, and we did break profitable for the advanced packaging portion of that business in Q3. So, we are seeing nice growth characteristics, nice business characteristics, and we'll be giving more updates as we go forward. Dave, anything to add on that?

(日本語訳)とはいえ、外部ファウンドリ事業は四半期ごとにしっかりと成長しており、第3四半期には高度パッケージング部門で黒字化を達成しました。このように、良い成長傾向が見られ、ビジネスとしても順調です。今後も進捗についてお知らせしていく予定です。Dave、何か追加はありますか?

(原文)David A. Zinsner -- Executive Vice President, Chief Financial Officer

(日本語訳)財務担当執行副社長、David A. Zinsner

(原文)No. I mean, other than -- it was up a bit this quarter but still dominated by internal business within the Intel Foundry business.

(日本語訳)特に追加はありません。今四半期も少し成長しましたが、インテル・ファウンドリ事業は依然として内部ビジネスが大部分を占めています。

外部収益は7700万ドルを超える水準でしょうか。

それなら、なぜインテルは毎四半期の外部の売上高を明確に報告せず、アナリストが聞き出さなければならない状況にしているのでしょうか……おそらく、その理由は想像がつくかもしれませんね。

報告対象のセグメントではなくなったものの、インテルは以前買収したAlteraの売上高を引き続き報告しています。

今四半期の売上高は前四半期比で14%増の4億1200万ドルでしたが、前年同期比では44%減と厳しい結果となっています。

また、モービルアイ・グローバル(MBLY)の売上高は前四半期比で10%増の4億8500万ドルでしたが、前年同期比では8.5%減少しています。

(出所:インテルの2024年第3四半期決算資料)

インテル(INTC)のリストラクチャリングと減損費用

前述の通り、インテル(INTC)はリストラクチャリングおよび減損費用として合計185億ドルを計上し、その結果、粗利益率が18%に低下しました。

リストラクチャリング費用については事前に示されていましたが、減損費用については予告がありませんでした。

(原文)As you know, last quarter, we guided gross margins of 38% but indicated that we expected incremental costs associated with our spending reduction plan and some of those costs would likely impact non-GAAP gross margin.

(日本語訳)ご存じの通り、前四半期に粗利益率を38%と予想していましたが、コスト削減計画に伴う追加費用が発生し、その一部がNon-GAAPの粗利益率に影響を及ぼす可能性があることもお伝えしていました。

Q&Aセッションで、あるアナリストがこれらの費用を除いた場合の粗利益率を試算しました:

(原文)One for Dave on the gross margin side of things. Just somewhat chronologically, ex the charges, it looks like you're about a 41% gross margin in the second -- or excuse me, the third quarter. I know that's not where you want to be overall, but that's much better than you guided. So, what was the cause of the upside there? Why is it going down in the fourth quarter?

(日本語訳)Daveに粗利益率についての質問です。時系列で見ていくと、費用を除いた場合、第3四半期の粗利益率は約41%のようです。目標には届かないにしても、ガイダンスよりはかなり良い結果です。この上振れの要因は何でしょうか?そして、第4四半期にはなぜ再び低下する見込みなのでしょうか?

これに対し、CFOのDavid Zinsnerは次のように回答しました:

(原文)Yeah. Good question. OK. So, I would say the third quarter surprise was really associated with better sell-through of previously reserved inventory.

(日本語訳)そうですね、良い質問です。第3四半期の予想外の好結果は、以前に確保していた在庫の売り上げが予想以上に良かったことによるものです。

(原文)I think that was the thing that excited us the most in the third quarter. As we look into the fourth quarter, that better sell-through won't repeat itself. So, that will be a fundamental driver of why the gross margins kind of slipped down absent the impairment charge. And additionally, we're going to have more start-up costs in the fourth quarter associated with 18A than we did in the third quarter.

(日本語訳)第3四半期で一番嬉しかったのはこの点でしたが、第4四半期では同じような売り上げ効果は期待できません。これが、減損費用がなかった場合でも粗利益率が下がる主な理由です。また、第4四半期は第3四半期に比べて、18Aに関するスタートアップコストがさらに増加する予定です。

つまり、第3四半期の粗利益率は、以前確保していた在庫の売り上げ効果によって若干改善されたにすぎず、第4四半期にはそれが期待できないため、再び粗利益率は下がる見込みということです。

その他の費用の中でも特に注目すべきは、製造資産減損費用として計上された31億ドルです。

事前の説明によると、これは以下の理由によるものでした:

(原文)….a sizeable impairment mostly related to Intel 7 equipment and space, reflecting excess COVID-era spending that we have concluded cannot migrate to more advanced  nodes now that we have fully transitioned to EUV processing.

(日本語訳)…主にIntel 7向けの設備やスペースに関連する大規模な減損で、COVID時期に行った過剰な投資が、EUVプロセスへの完全移行により、より高度なノードに転用できないと判断したためです。

これは興味深い事例です。

Intel 4やIntel 4の改良版であるIntel 3でこれらのツールが再利用できない理由が想像しづらいです。

EUVへの移行によって非EUVツールが使えなくなるわけではありません。

実際には、Intelの7ナノメートル・ラインの稼働率が低いことを反映しているのではないかと思われます。

稼働率の低いツールを重く減価償却し続けるよりも、完全に帳消しにすることをインテルは選んだのではないでしょうか。

インテル(INTC)の欠陥密度と歩留まりの関係

インテル(INTC)のゲルシンガーCEOがインテルの18Aプロセスで欠陥密度を0.4に達成したと発表して以来、この数値がプロセスの歩留まりにどう関係するのかについて多くの議論が交わされています。

Q&Aセッションでは、この疑問に真正面から迫る非常に良い質問がありました。

(原文)So, Pat, I think you mentioned at a conference maybe in September that defect density on 18A is you said sub-0.4, I think. Can you just talk about how that translates to yields? Is that sort of an enough number to translate into high volume? And what sort of number for, say, defect density does a customer want to see when they're looking at your foundry?

(日本語訳)Patさん、9月のカンファレンスで18Aの欠陥密度が0.4未満だとおっしゃっていたかと思いますが、それが歩留まりにどのように影響するのか教えていただけますか?その数値で量産に適したレベルになっているのでしょうか?また、ファウンドリを検討する際、顧客が求める欠陥密度の目安についてもお聞かせください。

そして、この質問に対するゲルシンガーCEOの回答は以下の通りです。

(原文)Yeah. And defect density, it's a complex conversation, Tim, because big die sizes have lower percent yields, right, even at the same defect density. So, it's very variable depending on the particular die size of the product. So, when we said the D0 of less than 0.4, that was a healthy yield number at this phase of the process development.

(日本語訳)そうですね、Tim、欠陥密度は少し複雑な話です。同じ欠陥密度でも、大きなダイサイズでは歩留まりが低くなるため、製品のダイサイズによって大きく異なります。D0が0.4未満というのは、このプロセス開発段階では良好な歩留まりを示していると言えます。

(原文)That's not yet a high-volume production yield level, but we're not at that phase of the process development yet for 18A. So, it's a number that says we are at where we'd want to be at this point in the process development life cycle. Clearly, as you bring it to high-volume production, which we'll be doing in the second half of next year, we have to be markedly lower than that in terms of defect density. But we believe that we see all the signs, the signals, and we're managing this very carefully to accomplish that as we get to next year.

(日本語訳)まだ量産レベルの歩留まりには至っていませんが、18Aのプロセス開発はまだその段階ではありません。現時点でプロセス開発の進捗としては目標通りの水準に達しています。もちろん、来年後半に予定している量産段階に進むにあたり、欠陥密度はさらに低くしなければなりませんが、今のところ必要な指標やシグナルはすべて確認できており、慎重に管理しながら進めています。

ゲルシンガーCEOは非常に率直に答えており、ここは重要なポイントです。

インテルは、18Aが量産に入った際にどの程度の歩留まりが得られるかについて、まだ確信を持てていません。

現状の欠陥密度は良いスタート地点ですが、それ以上は未知数です。

質問は18Aに関するものでしたが、ゲルシンガーCEOは興味深いことに、Intel 3についても言及しました。

(原文)Similarly, as we look at today's Intel 3, we're accomplishing the defect densities with the maturity levels that we'd expect on that. But again, yield in the process technology is something you're never done with, right? You hit key milestones on quality, yield, and then you go into high-volume production, and you continue to work on that going forward

(日本語訳)同様に、現在のIntel 3についても、期待通りの成熟度で欠陥密度を達成しています。しかし、プロセス技術における歩留まりの改善は終わりのないプロセスです。品質や歩留まりの重要なマイルストーンを達成し、高量産体制に移行した後も、引き続き改善を進めていくものです。

この発言から、Intel 3の歩留まりがまだ十分には良好でないことをほのめかしているように思われます。

次章では、インテルのPanther Lakeとファウンドリパッケージングの詳細な分析を通じて、同社の今後の見通しを詳しく解説していきます。

※続きは「インテル(INTC)株は買い時?最新の2024年第3四半期決算分析を通じて、今後の株価見通しに迫る!」をご覧ください。

さらに、その他のインテル(INTC)に関するレポートに関心がございましたら、是非、こちらのリンクより、インテルのページにアクセスしていただければと思います。


アナリスト紹介:ウィリアム・キーティング

📍半導体&テクノロジー担当

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