11/17/2023
やや強気
パロ アルト ネットワークス
やや強気
同社は、ダイナミックなサイバーセキュリティ市場への戦略的対応、SASEやXSIAMなどの主要成長分野への注力、M&Aへの積極的なアプローチにより、よく管理され、将来をしっかりと見据えた組織体制となっている。

パロアルトネットワークス(PANW)株価の今後の見通し:ビリングガイダンスは下方修正で将来の成長率は鈍化の可能性?

teal LED panelマイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラマイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラ
記事要約
  • 本稿では、注目の米国サイバーセキュリティ銘柄であるパロアルトネットワークス(PANW)の2023年11月15日発表の最新の2024年度第1四半期決算分析を通じて、今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
  • 同社はビリング(未収請求考慮後の売上高)成長率予測を19%から17%に下方修正し、将来の成長率鈍化の可能性を示唆しています。
  • しかし、バリュエーション面では同社は依然として割安で、長期的な成長見通しも高く、予想EPSベースのバリュエーションでは43倍となっています。
  • 同社はサイバーセキュリティ市場において戦略的な位置付けにあり、SASEやXSIAMなどの主要成長分野に注力し、自社の能力強化のためのM&Aを積極的に進めていることから注目しています。
この記事は約 8 分で読むことができます。(記事文字数:約 3,800 文字)

パロアルトネットワークス(PANW)への投資テーマ

パロアルトネットワークス(PANW)は、2024年度第1四半期決算において、ビリング(未収請求考慮後の売上高)ガイダンスを下方修正した。

当初、同社はビリングの伸びを19%と予測していたが、今回17%に下方修正した。

これは、今後の成長率の鈍化を示唆するものであり、明らかに良くない印象を与える。

これは、売上高ガイダンスには直接影響しないものの、サイバーセキュリティ需要が減速する可能性を残している。

しかし、長期的なサイバーセキュリティ需要という強い追い風を受け、年平均成長率約25%でEPSを伸ばしている同社にとって、予想EPSの43倍という株価は妥当な水準であると私は考えている。

私のパロアルトネットワークス(PANW)への過去の見解

前回の分析で、私は下記の様に説明した。

・私は2022年8月30日にパロアルトネットワークスを推奨した。

・株価がプラスに転じるまで9カ月以上かかったが、その間の市場環境は厳しいものだった。

・しかし、私が推奨する基本的な理由は変わっていない。

・株価は割安で、力強い成長の見込みがあると信じている。

実際に、2023年11月16日時点、株価はプレマーケットで6%下落している。

とはいえ、質の高いビジネスに投資する場合、常に順調であるとは限らないのは事実だ。

こうしたパフォーマンスの変動は、短期的には難しく感じられるかもしれない。

しかし、長期的には、投資家の期待値が高すぎなければ、投資家はじっと我慢することで良い結果が得られると信じている。

繰り返すが、悪魔は細部に潜んでいるのである。

パロアルトネットワークス(PANW)の短期的見通し

決算説明会では、パロアルトネットワークスがサイバーセキュリティ業界においてユニークなポジションにあり、課題と機会の両方に直面していることが説明された。

その中で強調されたのは、ビリングに関する交渉の影響であり、様々なビリング体系に対する顧客の要求に対応するために、同社内において柔軟性が優先されている点である。

この戦略は、顧客が支払い期間の延長による大幅な値引きを求めるなど、交渉の力学が変化していることへの対応と思われる。

成長分野については、SASE(Secure Access Service Edge)とXSIAM(Extended Security Incident and Ev

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