03 - 26 - 2024
やや強気インベスコ S&P 500 等ウェイト ETFすべて表示【最新】米国株の今後の見通し / RSP / 強気:新たな指標「コンファレンス・ボードが発表する景気先行指数(LEI)」が強気に転換
ローレンス・ フラーやや強気
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- コンファレンス・ボードが発表する景気先行指数(LEI)は、景気の転換点を示す信頼できる指標である。
- しかし、LEIは1年以上前の景気後退予測は失敗に終わっており、今日、LEIは再び強気に転じている。
下の写真は、注目される経済指標の重要な変曲点を示している。
コンファレンス・ボードの景気先行指数(LEI)は歴史的に、景気サイクルの転換点を早期に示す指標として非常に信頼性が高い。
弱気派は2022年と2023年にこの指標に大きく依存し、景気後退が到来し、強気相場が終焉すると主張した。
私は当時、LEIが逆イールドカーブ、製造業、消費者心理にウェイトを置いているため、誤ったシグナルを発していると主張した。
消費者心理は労働市場の力強さに比べて非現実的なほど低調だったものの、製造業の低迷はサービス業の極めて力強い拡大によって相殺された。
これまでのところ、LEIは現在のサイクルでは的外れであったように思われる。
しかし今、LEIは圧倒的に強気に見える形で回復し始めている。
LEIは2月に2年ぶりに上昇し、その結果、前年同月比ではマイナス幅が縮小した。
依然マイナス圏にあるとはいえ、このプラスの変化率は株式市場にも同様にプラスの影響を及ぼしている。
歴史的にみて、LEIが現在のように前年比マイナス圏から上昇するとき、S&P500は最高のパフォーマンスを実現してきた。
LEIがプラスに転じると、 S&P500のパフォーマンスは低下し、やがてピークに達する。
株式市場は通常、3~6ヵ月先の実体経済の動向を反映するディスカウント・メカニズムであるため、これは理にかなっている。
そのため、今日、LEIは継続的な景気拡大と強気相場のもうひとつの追い風となっている。