米国株の注目銘柄3選:年初より50%以上のリターンを上げるYOLOポートフォリオを牽引する銘柄に迫る!
ジェームズ・ フォード- 本稿では、私の運用するポートフォリオの1つである「YOLOポートフォリオ」においてトップのパフォーマンスを誇る米国株の注目銘柄3選、並びに、新たな注目銘柄について詳しく解説していきます。
- YOLOポートフォリオは、高成長株や暗号資産を中心に運用されており、2024年は第4四半期のリスク資産好調により56%以上のリターンを達成しています。
- ソラナ、パランティア・テクノロジーズ、ヒムズ&ハーズ・ヘルスは注目の3銘柄であり、それぞれ高速なネットワーク、AI技術、パーソナライズヘルスケアで成長を遂げています。
- 新たな注目銘柄として量子コンピューティング関連株に注目しており、技術革新によりAIを超える可能性を秘める分野として期待されている。
2024年のトップパフォーマンス銘柄3選
2024年は、私の運用するポートフォリオの1つである「YOLOポートフォリオ」にとって最高の1年となりました。
YOLOポートフォリオのリアルタイムのポートフォリオ動向は、こちらのリンクよりご覧いただければと思います
また、YOLOポートフォリオの運用方針の詳細に関しては、インベストリンゴのプラットフォーム上より、下記のレポートをご覧ください。
YOLOポートフォリオとは?
YOLOポートフォリオの最新のアップデート
運用開始以来、56%以上のリターンを記録し、第4四半期のリスク資産の好調な動きが大きく貢献しています。
(出所:Snowball Analytics SAS)
このポートフォリオは、高成長株や暗号資産で大きなリターンを狙うために設計されています。
成長著しい市場にある企業を対象に、基本的なファンダメンタル分析を行いながら「10倍になる可能性のある株」、つまり、「テンバガー」を見つけ出すことを目指しています。
今日は、このポートフォリオの中でも特に注目している上位3銘柄を紹介します。
これらの銘柄は過去2年間で4倍以上に成長し、昨年だけでも2倍以上の上昇を遂げました。
最後に、YOLOポートフォリオの最新のアップデートをお届けし、そして、現在、私が新たに注目している銘柄に関する詳細な分析を解説していきます。。
この銘柄は、「次のエヌビディア(NVDA)」となる可能性を秘めていると考えています。
現在、この企業が開発している技術は、まさにAIの次に来るものといえるでしょう。
この銘柄はすでに200%以上の上昇を見せていますが、それでもまだIPO価格を大きく下回っています。
では、まずは、2024年のトップパフォーマンス銘柄3選から見ていきましょう!
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ソラナ(Solana、SOL-USD)
ソラナの価格推移
(出所:TrendSpider)
ソラナ(SOLUSD)は、この1年でネットワークの利用拡大を背景に価格が3倍以上に上昇しました。
その低コストと高速な処理能力により、多くの新しいアプリケーションがソラナ上で開発されています。
この成長は、TVL(総ロック価値)、ステーブルコインの利用量、取引量といったオンチェーンデータにも反映されています。
(出所:Defillama)
テクニカルチャートを見ると、現在ローカルトップ(短期的な高値)に近づいている可能性があると考えています。
この見解は、仮想通貨全体の市場に対して私が以前から持っているものです。
一方で、弱気相場の2.618倍の水準を考えると、ソラナの価格は368ドルに達する可能性があります。
この価格帯は、ビットコインサイクルがピークを迎えるとされる今後3〜6ヶ月で実現するかもしれません。
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)
パランティア・テクノロジーズの株価推移
(出所:TrendSpider)
今年のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)は、市場を席巻したと言っても過言ではありません。
この銘柄には2年以上前から強気の見方をしてきました。
確かに現在のバリュエーションやテクニカル指標には割高感が見られますが、最近の動向からは長期的な成長の可能性が感じられます。
同社は、米陸軍との1億ドル規模の契約をはじめ、ヘルスケアやエネルギー分野での提携を進めており、自社のAIPプラットフォームを活用したAI技術の拡大を強調しています。
これらの契約や取り組みに加え、商業部門での収益成長や利益率の改善が同社の勢いをさらに強めています。
エヌビディア(NVDA)のAI主導による成長と比較すると、同社にも同様の初期段階の成長ポテンシャルが見られます。
たとえ現在の評価額が高いとしても、同社は5,000億ドル規模のエンタープライズソフトウェア市場でのシェア拡大に向けて好位置にあります。
2030年までに収益が115億ドルに達する可能性があり、市場のアナリストは営業利益率が60%に達することも予想しています。
このような背景から、100ドルという強気の目標価格も支持されていると言えるでしょう。
世界のエンタープライズソフトウェア市場
(出所:Spherical Insights)
また、直近の最新の2024年度第3四半期決算後に、下記の分析レポートを執筆しておりますので、是非、併せてご覧いただければと思います。
さらに、インベストリンゴのアナリストであるイアニス・ ゾルンパノス氏も、パランティア・テクノロジーズの最新の決算後に下記の詳細な分析レポートを執筆しております。
もし関心がございましたら、インベストリンゴのプラットフォーム上より、併せてご覧いただければと思います。
ヒムズ&ハーズ・ヘルス(HIMS)
(出所:TrendSpider)
最後にご紹介するのはヒムズ&ハーズ・ヘルス(HIMS)です。
この銘柄では大きな上昇をしっかりと捉えることができました。
同社について初めて取り上げたのは、ちょうど1年ほど前に下記のレポートを執筆した時です。
詳細に関心がございましたら、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上より、併せてご覧いただければと思います。
同社は、テクノロジーを活用したプラットフォームでパーソナライズヘルスケア市場を牽引しており、2024年第3四半期には前年比77%という驚異的な売上成長を記録しました。
同社のサブスクリプションモデルが成長を支えており、アクティブユーザー数は200万人を超え、購読者数も前年比44%増加しています。
現在、アマゾン(AMZN)という強力な競争相手が台頭していますが、それでもHIMSは引き続き成長を続けるための強固な基盤を持っていると考えています。
YOLOポートフォリオの新規銘柄追加
現在もこれらのポジションを保有していますが、近いうちに一部利益を確定する可能性があります。
残念ながら、上記の銘柄はすでに大部分の成長余地を使い切っているため、追加購入するには調整を待つ必要があると考えています。
それでも、ポートフォリオに加えるべき魅力的な銘柄はまだ数多く存在しています。
次にご紹介する銘柄は、AIの次の進化と言える画期的な技術を開発している企業です。
その技術とは量子コンピューティングです。
この技術は、さまざまな業界に革命をもたらす可能性を秘めています。
AIはソフトウェアの革命でしたが、現在の課題はハードウェアにあります。
量子コンピューティングは、AIやその他の技術を次のステージに進化させるために必要な「ハードウェア革命」と言えるでしょう。
では、なぜ今なのか?
アルファベット(GOOG/GOOGL)がこの分野で大きなブレークスルーを達成し、現在量子コンピューティング関連株が熱い注目を浴びています。
(日本語訳)Google、「驚異的な」量子コンピューティングチップを発表
(日本語訳)このチップは、通常なら100京年(10,000,000,000,000,000,000,000,000年)かかる計算をわずか数分で完了します
(出所:Guardian)
その他のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)のレポートに関心がございましたら、是非、こちらのリンクより、パランティア・テクノロジーズのページにてご覧いただければと思います。
もちろん、アルファベットは EOW(エンド・オブ・ザ・ワールド)ポートフォリオにて保有しており、私自身もお気に入りの企業の一つです。
しかし、もし今後数年で10倍以上の成長を遂げる可能性がある純粋な量子コンピューティング関連銘柄に興味があるなら、アルファベットではなく、この銘柄なのではないかと考えています。
そこで、次章では、私が現在注目している量子コンピューティング関連銘柄への詳細な分析を解説していきます。
※続きは「【量子コンピューティング】イオンキュー(IONQ)の将来性は有望?最新の2024年第3四半期決算分析を通じて今後の株価見通しに迫る!」をご覧ください。
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アナリスト紹介:ジェームズ・ フォード
📍米国マクロ経済&テクノロジー担当
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