テック・リソーシズ(TECK)は、その石炭事業関連資産から、100億ドルを受け取ろうとしている。
私の最も保守的な見積もりでは、結果として、同社は、今後12ヶ月間で、時価総額の少なくとも10%を株主に還元すると考えている。
同社に対する、私のブル(強気)・ケースは、実現までに非常に長い時間を要した。
しかし、ついにそのタイミングがやってきたのである。
このレポートでは、同社株式に対する取引、並びに、同社事業の継続的価値に関する私の予想、更に、投資家がこの銅関連事業を買い続けるべき理由について説明したい。
前回の同社に対する強気な分析において、私は下記のように述べた。
私がテック・リソーシズに注目する理由は 、 下記の2つのカタリストがあるからである。
この仮説が、実際に実現されるまで長い時間がかかった。
しかし遂に、待ち望んでいた瞬間がやってきたのである。
グレンコアが69億3000万ドルで株式の過半数を取得することで合意した、テック・リソーシズの石炭事業の価値に関して説明したい。
グレンコアが77%の株式を取得し、鉄鋼メーカーの新日鉄とポスコが残りの株式を保有することより、この取引は、同社の石炭事業の企業価値が90億ドルであることを意味する。
更に、石炭事業の売掛債権から、同社に対して、今後12ヶ月間で10億ドルが支払われる。
つまり、この取引の総額は、約100億ドルになるのである。

テック・リソーシズにとって、この買収により、収益性は高いが、環境的に厳しい原料炭事業を切り離し、銅のような金属の採掘に集中することができるようになる。
また、この買収により、同社は負債を返済し、新たな金属鉱山に投資し、株主に価値を還元する手段を得ることにある。
同社の時価総額が180億ドルであることを踏まえると、この取引により、同社の金属事業の価値は約90億ドルとなる。
この取引は、同業他社との比
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