メタ(META)は2023年10月25日に最新の2023年第3四半期決算を発表している。
同社の事業は、キャッシュ・カウ(金のなる木)である「広告事業」、短期的な同社の成長要因である「AI関連事業」、そして、長期的な同社の成長要因である「メタバース関連事業」で構成されている。
このカテゴリーに従って、当社の見解を整理していくが、まず最初に同社の財務状況について解説していきたい。


メタ(META)の損益計算書上の財務状況の改善は誰の目にも明らかであり、同社はコストを削減しながら、成長の再加速を達成している。
一方で、あまり明らかではない点としては、生産性の向上に関してである。
2022年会計年度の同社の従業員一人当たりの年間売上高は135万ドルであったが、2023年度第3四半期時点の直近過去12か月間の従業員一人当たりの年間売上高は192万ドルとなっている。
これはわずか9カ月で生産性が42%向上したことになり、損益計算書だけから読み取れるものよりも印象的な指標である。
そして、社内外で同社のAI技術の利用が増えれば、従業員一人当たりの売上高は上昇を続けると予想される。
また、同社にとって、インターネットとメタバースにまたがる統合プラットフォームの見通しは、生産性向上のためのもうひとつのテコになるかもしれないと見ている。
メタのAdvantage+ Shopping Campaigns(ASC)は、2021年4月のiOS 14.5アップデート以降、特に注目されている広告分野での重要な進展を示している。ASCは広告作成を簡素化し、広告主に自動化された効率的なターゲティングを提供している。従来、ロー・インテント(関心の低い)の消費者を引きつけるのに効果的であったメタは、ASCによって高インテントの購入者をターゲットにできるようになり、結果として、この分野におけるグーグル(アルファベット:GOOGL / GOOG)の広告支配に対する潜在的な挑戦者となっている。
ASCの高インテント購入者ターゲティングのアプローチは、グーグルの検索ベースの広告とは対照的である。グーグルが即座の購買意欲に重点を置いているのに対し、ASCはAIを活用
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