【半導体・AI】半導体メモリ業界と関連株式の2023年のまとめ&今後の半導体メモリ市場の見通し・将来性 - 前編

ウィリアム・ キーティング- 半導体メモリ業界は第2四半期から第3四半期にかけて回復が鈍かったが、第4四半期はDRAMとNANDともに大幅な増収となり、NANDは前四半期比22%増、前年同期比9.4%増、DRAMは前四半期比30%増、前年同期比39.5%増となった。
- しかし、2023年通年では、NANDの売上高は36.6%減、DRAMの売上高は17.56%減となり、合計で前年比36%の減収となる。
- 2023年の深刻な半導体メモリ市場の不況は、2020-2021年の急成長による生産能力過剰が引き金となり、2022年下半期のパンデミック後の需要崩壊でさらに悪化し、過去10年で最も深刻な不況となっている。