2024年8月は、記録的に暑い月の一つだったようです。そして、この暑さはインテル(INTC:Intel)の経営陣にも感じられているでしょう。というのも、2024年8月1日に発表された、最新の2024年度第2四半期決算の業績と見通しが大惨事だったからです。同社の株価が今や30年以上前の水準に戻っていることに加えて、他にも数々の課題に直面しています。
まずは、新たに提起された2件の集団訴訟について説明します。1つ目は、インテル製プロセッサーで発生している酸化の問題(CPUの不具合)に関連しており、これが増え続ける不安定な動作やクラッシュの原因となっています。2つ目の訴訟は、ある年金信託が、インテルのCFOやCEOが実際よりも会社の状況が良いように誤解させた可能性があるとして起こしたものです。
さらに、4年前にサード・ポイント LLCのダニエル・ローブ氏が行ったような、アクティビスト投資家が介入してくる可能性もあります。参考までに、当時ローブ氏がインテルに送った手紙がありますが、もし彼が今回も介入するとすれば、ほぼ同じ内容の手紙を再度使うことも考えられるでしょう。この件に関して、CNBCの報道によれば、インテルはモルガン・スタンレー(MS)などを含む複数の企業のサポートを受け、アクティビスト投資家からの攻撃に備えているようです。
また、取締役のリップ・ブー・タン氏が「個人的な理由」で辞任したことも問題視されています。彼は、2年前に半導体の豊富な知識を買われて選任された非常に重要な取締役でした。インテルのプレスリリースの詳細はこちらです。
ダニエル・ローブ:アメリカの著名なアクティビスト投資家であり、ヘッジファンド「サード・ポイント LLC」の創設者兼CEOです。彼は、企業の経営に積極的に関与し、株主価値を高めるために経営改善や資本構造の変更を求めることで知られている。ローブはしばしば企業に対して手紙を送り、変革を促すアプローチを取ることでも有名。
アクティビスト投資家:企業の経営に積極的に介入して、株主価値を高めるために経営改善や戦略の変更を求める投資家のこと。主に株式を大量に購入し、株主提案や取締役会の選挙などを通じて影響力を行使し、企業の方針を変えることを目指す。

(出所:インテルの
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