昨日、米国債の利回りが全体的に上昇し、2年債の利回りは再び4%を超え、10年債は11ベーシスポイント上昇して4.18%に達しました。
9月にFRBが短期金利を50ベーシスポイント引き下げて以来、長期金利は大幅に上昇しています。
当時、10年債の利回りは3.64%に過ぎず、投資家は景気減速や景気後退を懸念していました。
昨日の急な利回り上昇は来年の財政赤字への懸念が原因だと言われていますが、私はむしろ利回り曲線の正常化が進んでいる結果だと思います。
経済がソフトランディングに向かうにつれて、利回り曲線はさらに急になるでしょう。
いずれにせよ、債券利回りの上昇に対する市場の反応は株価の下落で、昨日もその動きが見られました。
また、S&P500が6週間連続で上昇したことによる利益確定売りも影響したと考えています。
一方で、この上昇相場が続く中、多くの市場専門家が天井を予測しようとしていますが、相場の天井を見極めるのは強気でいるよりはるかに難しいものです。
なぜなら、市場は通常、時間とともに上昇し続けるからです。
それでも、予測が当たれば注目を集められるため、これまで何度も間違っていても天井を予測し続ける専門家は後を絶ちません。
しかし、残念ながら、こうした予測に早まって従った投資家にとっては、あまり良い結果をもたらしていません。
そして、私には、まだ相場が天井に達するとは思えません。
それどころか、第3四半期の予想を上回る業績成長や、「マグニフィセント7」を除くS&P500企業の第4四半期のさらなる成長により、年末までには新たな高値が記録されると考えています。
良好な業績を予想しているアンケート回答者の割合

(出所:Bloomberg)
企業の業績と株価は長期的に強い相関があり、今回の相場も例外ではありません。
第3四半期の利益は前年比で7%以上の増加が見込まれ、今後の2四半期も比較的低い基準との比較になるため、成長率はさらに高まるでしょう。
この成長率の変化は、株価の上昇トレンドや市場の勢いにとって重要な要素です。
現在の株式市場が割安だと主張する人はいません。
PERやPBR、株価売上高倍率、そしてイェール大学のノーベル賞受賞者ロバート・シラーが25年前に改良したCAPEレシオ(景気循環調整後PER)などの指標に基づいても、市場は歴史的なバリュエーションのレ
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