マックスリニア(MXL)について、私が早すぎたのか、それとも間違っていたのかを考えると、結論としては間違っていたと思います。
ただ、同社の業績がようやく底を打ったと感じています。
そして、PAM4 DSPの出荷が実現するという予測も正しかったことが分かりました。
PAM4 DSPとは、「PAM4(Pulse Amplitude Modulation 4-Level)」技術を使った「DSP(Digital Signal Processor、デジタル信号処理装置)」のことを指します。
PAM4は、データ通信の分野で使用される信号変調技術で、4つの異なる振幅レベルを使って1つのシンボルで2ビットの情報を伝送する方式です。
従来のデータ通信では主に「NRZ(Non-Return-to-Zero)」と呼ばれる2レベルの信号を使っていましたが、PAM4はそれを4レベルに拡張することで、同じ帯域幅で2倍のデータ量を送信することができます。
このため、高速なデータ伝送が求められるデータセンターや通信ネットワークの分野で、PAM4が注目されています。
10月23日に発表された最新の2024年第3四半期決算は平凡な結果でしたが、株価は上昇していることから、本稿ではその理由を深掘りしてみたいと思います。
同社は、市場の投資家からあまり好かれていない企業ですが、テレコム業界の回復は確実に進んでいると感じています。
・EPS(特別項目除く):-0.36ドル(FactSet予想:-0.32ドル)
・売上高:8,110万ドル(FactSet予想:8,040万ドル)
・Non-GAAPベースの粗利益率:58.7%(前四半期:60.2% / 前年同期:60.8%)
・売上高:8,000万〜1億ドル(FactSet予想:8,880万ドル)
今回の決算において売上高の大幅な増加も重要ですが、特に注目すべきはPAM4 DSPです。
同社は「業界で最も低消費電力の800ギガビットDR8トランシーバー」を持っていると発表しています。
(原文)At ECOC along with ONET, we demonstrated the industry's by far lowest power 800 gigabit
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