【半導体】クアルコム(QCOM)の将来性とは?最新の2024年第4四半期決算分析を通じて今後の株価見通しに迫る!

イアニス・ ゾルンパノス- 本稿では、クアルコム(QCOM:予想配当利回り1.99%・配当性向37%・1株当たり配当金0.85ドル)の2024年11月6日に発表された最新の2024年度第4四半期決算と配当推移に関するトレンド、さらに、同社の財務パフォーマンスを詳細に分析していきます。
- そして、それらの分析を通じて、同社の目標株価、並びに、今後の株価見通しと将来性を詳細に解説していきます。
- クアルコムは、無線通信技術の特許を持つ大手企業で、特にスマートフォン市場でのチップ供給やIoT、自動車市場への展開による成長が期待されています。
- 最新の決算で、非経常損益項目を除いた1株当たり利益が前年同期比で33.2%増加するなど、安定した成長を示していますが、現在の株価は理論株価よりもやや割高であるように見えます。
- クアルコムの財務は堅実で、配当成長率や低い負債比率により、将来的な配当の安定と増加が見込まれる一方、インサイダーの売却が続いているため、短期的なリスクにも注意が必要です。