エヌビディア(NVDA)決算説明会:最新の2025年第3四半期決算におけるジェンセンCEOのビジョンと課題を徹底分析!
- 本稿では、注目の米国半導体銘柄であるエヌビディア(NVDA)の11月20日に発表された最新の2025年第3四半期(暦年:2024年度第3四半期)決算、並びに、決算説明会におけるジェンセンCEOのビジョンとその課題の分析を通じて、同社の将来性を詳しく解説していきます。
- ジェンセン・フアン氏はAIとデータセンター近代化に関するビジョンを提唱していますが、既存のデータセンターをすべて自社GPUで動かすという主張は非現実的であるように見えます。
- 生成AIは新しい市場を生み出していますが、自動運転技術と同様に、過去の教訓を活かし現実的な投資判断が必要であると考えます。
- エヌビディアの成長は顕著ですが、AI加速型データセンターの需要には調整期間が必要であり、今後12カ月以内にその影響が表れる可能性が高いと予測しています。
※「エヌビディア(NVDA)決算速報:最新の2025年第3四半期決算分析を通じて将来性に迫る!」の続き
エヌビディア(NVDA)のジェンセンCEOのビジョンとその課題
エヌビディア(NVDA)のCEOであるジェンセン・フアン氏のAIに関するビジョンを語る前に、彼の仕事の一部として、説得力のある未来像を描き、それが正しいと私たちに信じさせる役割があることを理解する必要があります。
彼はこうしたプレゼンテーション能力に非常に長けていますが、それが必ずしも正しいとは限りません。
その一例が、2017年後半に彼が示した自動運転に関するビジョンです。
以下のグラフィックがその視点を物語っています。
NVIDIA、2021年までに自動運転車への注力を表明
CEOのジェンセン・フアン氏、「小規模なAIプロジェクトには関心がない」と強調

(出所:Nikkei Asia)
この2021年のビジョンに固執していたのは、ジェンセン氏だけではありません。
当時の主要プレイヤーたちもほぼ例外なく、この未来を現実のものとする方向に進んでいました。
BMWグループ、インテル、モービルアイが協力し、2021年までに完全自動運転を実現へ
自動車業界、テクノロジー業界、コンピュータービジョンや機械学習分野のリーダーたちが協力し、2021年までに自動運転技術の量産化を目指すソリューションを開発

しかし、2021年までにこのビジョンが実現したとは言い難く、2025年現在でも自動運転車が一般に普及しているとは到底言えません。
確かに、Waymoはサンフランシスコ、ロサンゼルス、フェニックスでロボタクシーを運行しています。
また、Waymoが依然として資金調達を続けており、企業価値が450億ドルと報じられているのも事実です(詳細はこちら)。

しかし、この評価額はモルガン・スタンレーがかつて予測していた数値に比べればかなり控えめです(詳細はこちら)。

加えて、Waymoがいまだに黒字化には程遠いという重要な事実も見逃せません(詳細はこちら)。
(原文)But Waymo still is a money-loser. Alphabet’s “Other Bets,” which includes the driverless company, brought in $365 million during the second quarter of
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