※「【Part 3】インテル(INTC)の取締役会は改革が必要?取締役会の今後の動向を徹底分析!」の続き
前章ではインテル(INTC)の取締役会に対する私の見解を詳しく解説しております。
本稿の内容への理解をより深めるために、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、前章も併せてご覧ください。

インテル(INTC)の取締役会には適切なメンバーがいません。
上記の理事たちの経歴とゲルシンガーCEOの経歴を比べてみましょう。
ゲルシンガーCEOは、インテルが最盛期だった頃にCTO(最高技術責任者)を務め、会社を救ったi486(第4世代のx86アーキテクチャを採用したマイクロプロセッサ)の設計を主導した人物です。
彼は、歴史上最も優れた電気工学者の一人と言っても過言ではないでしょう。
一方で、現在の取締役会は半導体に関する知識や経験をほとんど持たない人たちで構成されており、中にはボーイング(BA)やオートデスク(ADSK)、ペイパル(PYPL)といった企業で経営上の問題を抱えてきた人物もいます。
現在の取締役会の会長は、2009年以来この混乱のすべてに関与してきました。
2009年にゲルシンガー氏ではなくブライアン・クルザニッチ氏を選ぶことに反対票を投じることもできたはずです。
しかし、ここで注目すべきなのは、取締役会は会社を統治する仕組みであるにもかかわらず、決して完璧ではないということです。
取締役会は、会社を毎年のように大きな失敗へと導きながらも、ほぼ全会一致で「賛成」の決議を続けています。
一体なぜそんなことが起きているのでしょうか?

取締役会の問題をさらに深掘りすると、投資家の責任に行き着きます。
多くの大手投資家は、投資家向けに議決権助言を行う代表的な企業であるGlass Lewis(GL)やISSの推奨に従って投票しています。
この2つの企業は、基本的に取締役会の提案を支持することが多く、よほどの大きな変化がない限り、そのスタンスを変えることはほとんどありません。
特にパッシブ投資家の場合、これら2つの助言企業の推奨に従って投票する傾向が強いのです。
インテルの取締役会は、長い間「自動操縦」のような状態で運営されてきました。
本来であれば、もっと早い段階でアクティビスト投資家が介入していてもおかし
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