今週の米国株式市場では喜べるようなニュースはほとんどありませんでしたが、1974年以来となる最長連敗記録をようやく止めたのが唯一の救いでした。
12月これまでの展開を考えれば、この程度の損失で済むならありがたいと感じます。
月初、買われ過ぎのテクニカルな状態を解消するため、必要な調整局面が始まりました。
しかし、その調整は、FRB当局者が2025年の経済と金融政策の見通しをわずかに修正したことへの過剰反応でさらに深刻化しました。
そこに追い打ちをかけているのが、議会が政府の支払いをあと3か月分賄う予算案を通せないという信じられない事態です。
まるで支払いが滞るかのように振る舞っていますが、そんなことはあり得ません。
この3つの出来事が重なるタイミングは最悪ですが、それが私たちに与えられた現実です。
さらに厄介なのは、2年間の強気相場でようやく静かになっていた弱気派(ベア)が再び姿を現し、いつものように調整局面でネガティブな空気を煽っていることです。
でも、彼らの言葉に振り回される必要はありません。無視するのが一番です。
高金利が長期間続く見通しが株価の重しに

(出所:Bloomberg)
市場は現在、極端な売られ過ぎの水準に近づいており、反転するには大きな要因は必要なさそうです。
なぜなら、経済の基礎的なファンダメンタルズが健全だからです。
上記のチャートは、私が特に信頼している短期的なテクニカル指標の一つで、この見解を裏付けています。
S&P500の構成銘柄のうち、50日移動平均線を上回る銘柄の割合は通常、70%から30%の間で推移します。
しかし、極端な状況ではこの範囲を超えることもあり、今回もその例に当たります。
ただし、こうした極端な状態が長く続くことはほとんどありません。
昨日の時点でこの割合は21%にまで低下しており、これは2023年10月の調整局面や、さらにその前の2023年2月の調整時以来の低水準です。
過去のパターンから見ても、この状況は近いうちに反転する可能性が高いと考えられます。

(出所:Stockcharts)
加えて、CNNの「恐怖と貪欲指数(Fear & Greed Index)」による
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