※「【マクロ経済】2025年度の米国経済見通しはソフトランディング目前で良好?」の続き
前章では、2025年度の投資機会と課題を象徴する10のマクロテーマや予測を踏まえながら、2025年度の米国経済見通しに関して詳しく解説しております。
本稿の内容への理解をより深めるために、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、前章も併せてご覧ください。


これまで私の過去の分析レポートを追ってきた方なら、2024年を通じて強気の姿勢を維持していた一方で、強気相場のサイクルが終盤に差し掛かっている可能性があると警告していたことをご存じだと思います。
現時点で私の基本的な見解が大きく変わったわけではありません。しかし、過去6か月間で得られたデータをすべて精査し、それに基づいて見直しを行わないのは、あまりに軽率と言えるでしょう。
2025年後半に景気後退が発生する可能性はあるでしょうか?その可能性は否定できません。しかし、短期的には市場から得られる強気のデータや指標を無視することはできません。
米国経済は表面的には非常に力強く見えます。
来年の企業収益予想も再び上方修正されつつあります。

(出所:MacroMicro)
さらに、金融環境は驚くほど良好で、クレジットスプレッドも非常にタイトな状況が続いています。

(出所:MacroMicro)
一方で、景気後退を示唆する弱いデータも存在します。

(出所:MacroMicro)
PMI(購買担当者指数)は、不況時にしか見られない水準に達しています。

(出所:Federal Reserve Bank of St. Louis)
さらに、10年物国債と3カ月物国債の利回り差が逆転から正常な状態に戻ったことも確認されています。
これらの状況をどのように解釈すべきでしょうか?
私の考えでは、米国経済には依然として多くの潜在的な強みがあり、長期的な成長を支える要因が揃っています。
現在の状況は、力強い生産性の向上、完全雇用、そして安価なエネルギーコストに支えられた1990年代と似ている部分が多いです。
加えて、FRBや政府が市場を支援する姿勢を明確に示していることも、大きな安心材料
Pro Plan専用コンテンツ

この記事の続きを読むには「Pro Plan」にアップグレードする必要があります。