※「【半導体:Part 1】最新の半導体市場動向:2024年度はAI関連が驚異的な成長を遂げた一方で、AI関連以外の半導体分野は停滞!」の続き
前章では、2024年度末時点のAIやスマートフォン関連等を含む、最新の半導体市場動向に関して詳しく解説しております。
本稿の内容への理解をより深めるために、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、前章も併せてご覧ください。


さて、株式市場の話に戻りましょう。皮肉なことに、2024年の半導体セクターは、エヌビディア(NVDA)、クレド・テクノロジー(CRDO)、コヒレント(COHR)、アステラ・ラブズ(ALAB)、ブロードコム(AVGO)、アドバンテスト、マーベル・テクノロジー(MRVL)、TSMC(TSM)、アーム・ホールディングス(ARM)といった銘柄を保有していなかった人にとっては、厳しい年でした。他にも小型株でいくつか挙げるべき企業があるかもしれませんが、全体としてはこの認識で間違いないでしょう。
その裏では多くの苦境がありました。前時代の大きな勝者の一つであるASML(ASML)は横ばいでしたが、サムスン電子(005930.KS)は30%、AMD(AMD)は18%も下落しました。それに続く主要な10社、具体的にはテキサス・インスツルメンツ(TXN)、クアルコム(QCOM)、アプライド・マテリアルズ(AMAT)、アナログ・デバイセズ(ADI)、マイクロン・テクノロジー(MU)、KLA(KLAC)、インテル(INTC)を見ると、大半が低い2桁成長で推移した一方、インテルは驚くべきことに60%も下落しました。このような結果のばらつきは、これまで比較的リターンが安定していたこの業界では非常に珍しいことです。
しかし、今年は状況が変わるかもしれません。AI関連のブームが終わるとは言い切れませんが、今年は「AI経済」の年になると考えています。3桁台のリターンが続く可能性は低く、半導体セクターや市場全体と同程度のパフォーマンスに落ち着くのではないでしょうか。再び驚異的な3桁成長を記録するような年にはならないと思います。
私が特に注目しているのは、企業のバリュエーションを過去の水準と比較する方法です。下記のチャートは、2023年時点と2024年時点のEV/EBITDA倍率における株価バリュエーションの比較を行っていま
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