【半導体】AMDの株価はなぜ上がらないのか?最新の2024年度第4四半期決算分析を通じて将来性に迫る!

イアニス・ ゾルンパノス- 本稿では、注目の米国半導体銘柄である「AMD(予想配当利回り0%・配当性向0%・1株当たり配当金0ドル)の株価はなぜ上がらないのか?」という疑問に答えるべく、同社の2025年2月4日に発表された最新の2024年度第4四半期決算と配当推移の分析を通じて、今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
- AMDは米国の半導体企業で、PC、データセンター、ゲーム機向けに高性能プロセッサを提供しており、特にCPUやGPUでインテルやエヌビディアと競争しています。
- 同社は成長投資を優先し、配当を支払わずM&Aや研究開発に積極的であり、2022年にはザイリンクスを買収し、5Gや自動車向けの事業を強化しました。
- 直近の決算では、売上高やEPSの成長が見られましたが、ROICがWACCを下回るなど資本効率の課題もあり、今後の成長戦略が注目されています。