【Part 1:第1章】フォーティネット(FTNT)株価予想:目標株価は131ドル?将来性と今後の株価見通しに迫る!
- 本編「Part 1」では、「Rule of X(SBC込み)」を用いて、高パフォーマンスながら低バリュエーションの銘柄を特定し、中国株、半導体、コンシューマーテクノロジーなどの分野で投資機会を探ります(市場や地政学的要因の影響も考慮しています)。
- そして、フォーティネット(FTNT)、センチネルワン(S)、パロアルトネットワークス(PANW)の初期の投資仮説を振り返り、弊社の最新のDCFバリュエーションを共有し、長期的な投資視点を解説していきます。
- 本稿「Part 1:第1章」では、注目の米国サイバーセキュリティ銘柄である「フォーティネット(FTNT)とは?」という基礎的な内容に加えて、最新のバリュエーション分析を通じて、同社の目標株価、並びに、今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
- フォーティネットは2023~2024年に売上減速を経験しましたが、循環的な回復が進んでいます。しかしながら、本質的価値は市場で過小評価されており、成長余地があるように見えます。
- フォーティネットは、従来のSASE(Secure Access Service Edge)戦略にとどまらず、ミドルマイルの最適化に注力しています。
- 自社PoP(Point of Presence)ネットワークを構築し、垂直統合を進めることで、コストを抑えながらネットワークのパフォーマンスを向上させています。
- ASIC(特定用途向け集積回路)の活用を通じて、競合他社と比べて一層のコスト効率の実現が可能であると見ており、今後の収益性の向上が期待できると考えています。
注目の米国上場銘柄のバリュエーション分析
以下の表は、財務パフォーマンスが優れているにもかかわらず、バリュエーションが低い銘柄を強調するためのものです。これらの銘柄は、財務の健全性を示す重要な指標である「Rule of X(SBC込み)」に基づいてソートされています。
Rule of X(SBC込み)とは、企業の成長性と収益性を評価する指標「Rule of 40」を拡張し、Stock-Based Compensation(SBC:株式報酬)を考慮に入れたバージョンです。
従来のRule of 40は、売上成長率+営業利益率の合計が40%以上であることが、SaaS企業や成長企業にとって望ましいとする基準でした。
しかし、SaaS企業などではSBCの割合が高く、実際の利益が過大評価されることが問題視されています。そのため、SBCを考慮した「Rule of X」が使われるようになっています。
Rule of Xの詳細は、下記のレポートをご覧ください。


そして、各銘柄の「Rule of X(SBC込み)」のパーセンタイル順位を算出し、バリュエーションのパーセンタイルと組み合わせることで、「低く垂れた果実(low-hanging fruit)」、つまり財務パフォーマンスが高いにもかかわらず割安に放置されている銘柄を特定しています。なお、EV / (FCF - SBC)がマイナスの銘柄については、一律で倍率を10,000と設定しており、その結果、バリュエーションのパーセンタイル順位は「NA」となっています。
※EV / (FCF - SBC):企業価値 /(フリーキャッシュフロー - 株式ベースの報酬)



(出所:筆者作成)
注目の米国上場銘柄とは?
いくつかの銘柄は、特に魅力的な投資機会として浮かび上がります。中国株のPDDホールディングス(PDD)とリ・オート ADR(LI)は、それぞれeコマースとコンシューマーテクノロジーの分野で事業を展開しており、財務パフォーマンスが非常に優れているにもかかわらず、バリュエーション指標は極めて低水準にあります。中国人民銀行が2024年後半に景気刺激策を実施したものの、中国株に対する悲観的な見方や不確実性が依然として根強く、市場では大幅なディスカウントが続いています。特に、Temuを運営するPDDホールディングスに関しては、トランプ前大統領による関
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