【マクロ経済】FOMCによる政策金利据え置きが株価と経済に与える影響を徹底解説!

ジェームズ・ フォード- 本稿では、「FOMCによる政策金利据え置きが株価と経済に与える影響とは」という疑問に答えるべく、FRBによる決定の内容と足元の経済状況の詳細な分析を通じて、今後の米国経済の見通しを詳しく解説していきます。
- 米連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレの根強さと経済成長の減速を踏まえ、政策金利を据え置き、量的引き締めのペースも緩和しました。
- 世界的なリスクとして、中国の経済刺激策や日本の長期金利上昇が再インフレや市場の不安定化を招く可能性があります。
- 私が米国経済、並びに、米国株式市場の見通しを見極める上で使用する「マクロ・マトリックス」において注目する主要な指標では、証拠金残高や延滞率の上昇などを受け、米国のリセッション(景気後退)リスクが前回よりも高まっていると考えています。