TSMC(TSM)は今週2025年4月17日、2025年第1四半期の決算を発表し、売上高は255億ドルと、ガイダンスの中央値をわずかに上回る結果となりました。これは、1月21日に発生したマグニチュード6.4の地震とその後の余震の影響があったにもかかわらず達成されたものです。粗利益率は58.8%となり、ガイダンスで示された範囲の上限に近い水準となりましたが、こちらも同様に地震の影響を受けた中での数字です。
今後の見通しについて、同社は現四半期に対して予想外に力強い見通しを示しました。売上高は前四半期比で13%増加し、中央値ベースで288億ドルに達する見込みです。これはTSMCにとって過去最高の四半期売上となる見通しです。

(出所:筆者作成)
世界的な貿易の混乱、特に最近のNVIDIAおよびAMDによる中国向け半導体輸出の禁止措置などを考慮すると、TSMCが今四半期や2025年通年の見通しについて慎重な姿勢を示すと予想するのが自然でした。しかしながら、同社の見通しはその予想とは正反対のものでした。実際、前四半期の決算説明会で述べた内容から、何ひとつ変更していません。なぜこのような姿勢を取っているのでしょうか?その理由を探っていきましょう。
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まずは前提として、今週初め、エヌビディア(NVDA)、そして程度はやや小さいもののAMDの両社が、大きなニュースを発表しました。両社ともに、特定タイプのプロセッサの中国向け出荷をさらに制限するという米国政府の決定による
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