キンダー・モルガン(KMI)配当推移と将来性分析:予想配当利回り4.32%・配当性向101%・配当金0.2925ドル
- 本稿では、注目の米国上場高配当株であるキンダー・モルガン(KMI:予想配当利回り4.32%・配当性向101%・1株当たり配当金0.2925ドル)の2025年4月16日に発表された最新の2025年度第1四半期決算と配当推移の分析を通じて、今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
- キンダー・モルガンは米国テキサス州ヒューストンに本社を構える北米最大級のエネルギーインフラ企業であり、長期契約に基づく安定的な収益構造と天然ガス輸送での高いシェアを強みとしています。
- 財務面では粗利益率やEPSが堅調に推移している一方、ROICがWACCを下回っており、経済的価値創出には課題が残っています。また、配当性向が100%を超えており、財務的な持続性には注意が必要です。
- 現在の株価は各種バリュエーション指標で割高感があり、インサイダー売却の動きも見られるため、投資判断には流動性や成長見通し、リスク指標などを総合的に検討することが重要です。
キンダー・モルガン(KMI)の概要
セクター:石油・ガス
現在の株価:27ドル
時価総額:602.2億ドル
過去5年間の配当成長率:3.50%
次回配当落ち日:2025年4月30日
次回配当支払い日:2025年5月15日
予想配当利回り:4.32%
過去5年間の売上高成長率:5.20%
過去10年間の売上高成長率:-2.00%
関連用語
売上高成長率:企業の売上高が前年と比べてどれだけ増加したかを示す割合で、企業の成長スピードや市場での競争力を評価するための指標。一般的にプラス成長が望ましく、高いほど企業の成長力が強いと言える。
足元の株価推移

(出所:筆者作成)
キンダー・モルガン(KMI:予想配当利回り4.32%・配当性向101%・1株当たり配当金0.2925ドル)は、米国テキサス州ヒューストンに本社を構える、北米最大級のエネルギーインフラ企業です。同社は約79,000マイル(約127,000キロメートル)のパイプラインと139のターミナルを保有または運営しており、天然ガス、ガソリン、原油、二酸化炭素(CO₂)などの輸送を行っています。また、ターミナルでは再生可能燃料、石油製品、化学品、植物油などの保管と取り扱いを行っており、エネルギー供給網の中核を担っています。
同社のビジネスモデルの特徴は、収益の約95%を長期契約や手数料ベースの取引から得ている点にあります。これにより、商品価格の変動による影響を最小限に抑え、安定したキャッシュフローを確保しています。特に、同社は米国で消費される天然ガスの約40%を輸送しており、LNG(液化天然ガス)輸出やデータセンターのエネルギー需要の増加に伴い、今後も需要の拡大が見込まれています。
配当については、現在の予想配当利回りは約4.3%で、四半期ごとの支払いが行われています。同社の安定したキャッシュフローと高い配当利回りは、配当株としての魅力を高めています。
そして、同社は2025年4月16日に2025年第1四半期決算を発表しており、本稿では同社の最新の決算と財務パフォーマンス、並びに配当推移を詳しく分析していきます。
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イアニス・ ゾルンパノス氏はバリュー・インカム関連、並びに、テクノロジー銘柄に関するレポートを毎週複数執筆しており、プロフィール上にてフォローをしていただく
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