04/23/2025

AIによる雇用の減少は避けられない?AIとAIエージェントの拡大により恩恵を受ける可能性のある米国株とは?

a robot holding a gun next to a pile of rolls of toilet paperコンヴェクィティ  コンヴェクィティ
記事要約
  • 本稿では、「AIによる雇用の減少は避けられないのか?」という声が聞かれる中で、弊社の考えるAIとAIエージェントの拡大により恩恵を受ける可能性のある米国株と今後のAIの進展が雇用に与える影響に関して詳しく解説していきます。
  • AIはソフトウェア開発を民主化しますが、資本主義は「スケール(規模)」に報酬を与える仕組みであるため、広範な繁栄ではなく「経済的希釈」を招くリスクがあります。
  • 収益を生まない職種はAIによって大きく置き換えられる可能性があり、収益を生む職種は限界収益が低下するまで拡大していく可能性があるでしょう。
  • ギットラボ、クラビヨ、セールスフォースのようなプラットフォームは、AIを活用して生産性を高め、効果的にスケールすることで恩恵を受けると考えられます。
  • AIへの投資、そしてAIの初期段階における投資機会をより多くの人々に開放することが、経済格差の拡大を緩和する助けとなるでしょう。
この記事は約 12 分で読むことができます。(記事文字数:約 5,900 文字)

AIによる雇用への影響:取って代わられない唯一の方法は、AIに投資すること?

ジェンセン・フアン氏は最近、a16zのポッドキャストで「AIは雇用を破壊するのではなく創出する」と発言し、ChatGPTのようなAIツールによるソフトウェア開発の民主化を強調しました。彼の主張の核心は、「もはや専門のプログラマーでなくてもアプリケーションを開発できるようになった」という点であり、これは確かに正しいと言えます。ただし、ソフトウェア開発の民主化が本当に雇用の創出につながるのでしょうか?

私たちは以前にもこのような民主化の例を見てきました。たとえばYouTubeは、何百万人もの新たなクリエイターに力を与えました。しかし重要なのは、それが何百万人分の安定した高収入の仕事を生んだわけではないということです。多くのクリエイターの収益はごくわずかで、経済的に恩恵を受けたのはごく一部の人たちに限られました。なぜかというと、資本主義は本質的にスケールに対して報酬を与える仕組みであり、「創作すること」そのものに対して報酬が保証されているわけではないからです。

しかし、現在私たちが直面しているAIによる変革は、YouTubeのような「副業的」なものとは本質的に異なります。生成AI(GenAI)、そして将来的には汎用人工知能(AGI)は、企業内の中核的なフルタイムの知的労働者の職務、特に収益を生み出さない部門の職務を脅かしています。

たとえばIT部門を見てみましょう。IT部門の最終的な目標は、ネットワークの整備、セキュリティの確保、そして信頼できるテクニカルサポートの提供など、明確で安定した状態を実現し維持することです。そしてこの状態の実現と維持は、ますます人間の手を離れ、自動化されたAIエージェントに依存するようになっています。

同様に、人事(HR)や財務(ファイナンス)などの部門においても、オンボーディング(入社手続き)、コンプライアンス(法令遵守)、給与計算、報告業務といった役割は、AIによって効率的に処理されるようになり、人間の関与が最小限に抑えられる傾向にあります。

私たちが注目している分野のひとつに、サイバーセキュリティがあります。この分野においても、AIエージェントによる効率化が進むことで、ネットワークやエンドポイント、データに対して望ましいセキュリティ体制を維持するために必要なセキ

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