※「クラウドセキュリティは今後どうなる?コンプライアンス重視からリアルタイム保護へ(Part 1:CWP)」の続き
前章では、CNAPP(クラウドネイティブ・アプリケーション保護プラットフォーム)を中心としたクラウドセキュリティの進化と市場再編の構造変化について詳しく解説しております。
本稿の内容への理解をより深めるために、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、前章も併せてご覧ください。
エンドポイントセキュリティのリーダーであるクラウドストライク(CRWD)とセンチネルワン(S)は、それぞれ2018~2019年と2021年に、自社のEDR(Endpoint Detection and Response)エージェントをクラウドセキュリティ領域に転用することでCWP分野へ参入しました。その後、両社とも仮想マシン(VM)の保護から、コンテナ、Kubernetesノード、サーバーレスといったより抽象化されたコンピュートレイヤーへと徐々に対応範囲を拡大しています。また、当初はエージェントベースのアプローチを採っていたものの、現在ではCSPM(Cloud Security Posture Management)を皮切りにエージェントレス型のソリューションにも進出しています。クラウドストライクはCSPMを社内で開発し、SはPingSafeを買収することでCSPM機能を獲得しました。
両社にとってクラウドセキュリティは非常に重要な分野です。というのも、コア事業であるEDRの成長率は市場の成熟とともに鈍化しており、旧来のアンチウイルス(SymantecやMcAfeeなど)をすでに大きく置き換えたことも背景にあります。一方でクラウドセキュリティ市場は、既存のEDRエージェントをそのままクラウドに応用できるうえ、クラウド上のテレメトリデータを自社開発の次世代SIEM(Security Information and Event Management)に活用できる点で、非常に魅力的な成長分野となっています。CDR(Cloud Dete
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