05/02/2025

CWP最新動向と有力ベンダー比較:クラウドストライク・センチネルワン・パロアルトの強みとは?

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記事要約
  • 本稿では、急速に進化するCWP(クラウドワークロード保護:Cloud Workload Protection)の現在の位置づけと今後の展望について、コンテナやサーバーレス、LLM運用、AIコパイロット、AIエージェントの観点から詳しく解説していきます。
  • 現在のCWPは、コンテナとサーバーレス環境の保護を中心に進化しており、パロアルトネットワークス(PANW)やセンチネルワン(S)は特に包括的な実行時保護で先行しています。
  • LLM(大規模言語モデル)の普及により、従来のセキュリティロジックでは対応が難しい新たな挙動が出現しており、各社は検知ルールやセンサーの高度化を進めています。
  • 将来的には、Huaweiが先行しているように、AIエージェントを活用した自律的なクラウド運用・保護が主流となり、人手を介さないオートパイロット型セキュリティの実現が期待されています。
この記事は約 18 分で読むことができます。(記事文字数:約 9,000 文字)

※「注目のクラウドセキュリティ企業の比較:クラウドストライク・センチネルワン・パロアルトネットワーク・Wiz等の競争力分析」の続き

前章では、クラウドセキュリティ業界における注目企業がこれらの領域においてどのような対応をしているかに関して詳しく解説しております。

本稿の内容への理解をより深めるために、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、前章も併せてご覧ください。

現在のCWPの位置づけと今後の展望

CWP(Cloud Workload Protection:クラウドワークロード保護)は、アプリケーションアーキテクチャ、実行時の挙動、セキュリティの優先事項の変化とともに、急速に進化してきました。本セクションでは、コンテナ、サーバーレス、LLM運用(LLM Ops)といった観点から、CWPが現在どこに位置しているのかを整理し、さらに、AI搭載のコパイロットの普及や、自律型セキュリティエージェントの兆候といった将来的な方向性についても考察していきます。

現在:アプリケーションホスティングはコンテナが主流

分散型・マイクロサービスベースのアーキテクチャは、今やエンタープライズアプリケーションの設計における標準となっています。企業はスケーラブルで、移植性が高く、分離された実行環境を求めており、コンテナはこれらのニーズを理想的に満たします。迅速なデプロイ、効率的なリソース利用、開発から本番まで一貫した環境を実現できる点が評価されています。

データドック(DDOG)およびCNCFの調査によると、現在では70%以上の本番環境ワークロードが、コンテナやKubernetesクラスター上で稼働しています。これにより、主要なCNAPPベンダー各社は、自社のセンサー技術をコンテナ環境に最適化する動きを強めています。

具体的には、パロアルトネットワークス(PANW)のDefender、クラウドストライク(CRWD)のFalcon Container、センチネルワン(S)のSingularity Container Sensor、AquaのEnforcer、Wizのコンテナ向けSensor、SysdigのFalcoエンジン、そしてLaceworkなどが、Kubernetesノードやコンテナクラスター内部での低遅延な実行時検知を実現しています。中でも、パロアルトネットワークス、クラウドスト

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