08/26/2025
「タカ派的利下げ」が9月の市場を揺るがす?FRBのジレンマと投資家の警戒点


先週金曜、FRB(米連邦準備制度理事会)が引き起こした市場の熱狂的な上昇の後、週明けの株式市場は伸び悩み、債券利回り(金利の指標)は上昇しました。先月の雇用統計が労働市場の失速を示したことを受け、パウエル議長が9月の利下げの可能性を示唆したことに驚きはありませんでした。しかし、その後の株価の力強い上昇には2つの理由で驚かされました。
第一に、パウエル議長の発言は、彼がこれまで逸脱することのなかった市場の期待に沿ったものに過ぎなかったこと。そして第二に、利下げが100%保証されたわけではないことです。9月17日の次回会合までには、まだ雇用とインフレに関する経済指標の発表が控えており、それらの結果次第では利下げが見送られる可能性も残されています。

(出典:Finviz)
今週金曜に発表されるFRBが最も重視するインフレ指標、コアPCE(個人消費支出)価格指数は、7月分が前年同月比で今年最高に並ぶ2.9%まで上昇する見込みです。さらに、S&Pグローバルが先週実施したPMI(購買担当者景気指数)の速報値調査で企業経営者から得られた回答を踏まえると、8月分のコアPCEは3%台に戻る可能性が高いでしょう。ただし、このレポートが発表されるのは次回のFRB会合の後になります。
会合前に発表される8月のCPI(消費者物価指数)も、変動の大きい項目
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