09/04/2025
FRBは利下げに踏み切るか?好調な米国経済が示す「不要論」とそのリスク


昨日、市場の話題を独占したのはGOOGLでした。連邦裁判所が同社のウェブブラウザChromeの売却命令を不要と判断したことを受け、同社は過去最大の1日の時価総額増加を記録し、史上最高値を更新しました。この追い風は、GoogleがiPhoneのデフォルトブラウザとしてAppleに支払いを続けることを許可されたというニュースにより、AAPLにも及びました。
これだけの好材料があれば市場全体を押し上げるには十分ですが、それに加えて再び軟調な労働市場統計が発表されたことで、投資家はFRB(米連邦準備制度理事会)が2週間後に利下げに踏み切るという確信を深めました。

(出典:Finviz)
FRBのクリストファー・ウォラー理事もこの流れに乗り、「FRBは9月に利下げを開始し、その後も複数回行うべきだ」と主張しました。唯一の論点はその実施スケジュールだけだとしています。明日の雇用統計や来週発表される8月の消費者物価指数(CPI)をまだ見ていない段階では、これは早計な発言に思えます。しかし、彼はパウエル議長の後任候補の一人として、大統領への公なアピールを行っている最中なのです。
私自身も、ディスインフレーション(物価上昇率の鈍化)がFRBの目標に近づき、労働市場と経済が減速しつつも成長を続けていることを根拠に、利下げを予想していました。し
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