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09/19/2025

元NYSE社長が仕掛ける次世代取引所Bullish (BLSH):投資すべきか、待つべきか

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ジェームズ・ フォードジェームズ・ フォード
記事要約
  • 期待のデビュー
    元ニューヨーク証券取引所(NYSE)社長が率いる暗号資産取引所Bullishが上場。株価は初日に急騰し市場の大きな注目を集めましたが、その後は不安定な動きを見せています。
  • 独自の強みと戦略
    Bullishは独自開発のAMM(自動マーケットメーカー)技術で安定した取引環境を提供。さらに大手メディアCoinDeskを買収し、事業の多角化を進めています。
  • 不安定な収益構造
    巨額のビットコインを保有し、その価格変動が業績を大きく左右します。本業の収益はまだ小さく、現在の株価は事業規模に対して割高と評価されています。
  • 投資家への提言
    機関投資家の参入が進めば、コンプライアンスを重視するBullishは成長する可能性を秘めます。しかし、今は投機的な要素が強く、慎重な姿勢が賢明でしょう。
この記事は約 7 分で読むことができます。(記事文字数:約 3,700 文字)

そんなに「強気」にはなれない

話題の暗号資産取引所Bullish、その輝かしいデビューの裏に潜むリスク

暗号資産取引所のBullish(ティッカー:BLSH)は、その名の通り「強気」なデビューをニューヨーク証券取引所(NYSE)で飾りました。取引初日には株価が一時84%近くも急騰し、約118の最高値を記録。しかし、その後の取引では急激に値を戻す展開となっています。

この取引所は確かな野心、強力なチーム、そして独自の技術を持っていますが、筆者はまだこの銘柄に対して慎重な姿勢を崩していません。

その内実を見てみると、企業評価額に対して収益はまだ小さく、利益は暗号資産価格に大きく左右され、規制に関するリスクも常に存在します。長期投資家にとって、Bullishは魅力的な機会を提供するかもしれませんが、現時点では注意が必要です。


Bullishとは 何の企業か?

(出典:Bullish)

Bullishは、元NYSE社長のトム・ファーリー氏によって2020年に設立された、機関投資家向けのデジタル資産プラットフォームを目指す企業です。主に2つのブランドで事業を展開しています。

  • Bullish Exchange:100以上の通貨ペアで、スポット取引(現物取引)、先物、清算、証拠金取引を提供する暗号資産取引所。

  • CoinDesk:2023年に買収した著名なメディア・データプラットフォーム。指数、市場データ、有料購読サービス、イベントなどを提供しています。

Bullishは、コンプライアンス(法令遵守)を最優先する機関投資家向けの取引所として自らを位置づけています。すでに米国、ドイツ、香港、ジブラルタルで規制ライセンスを保有しており、他の地域でも申請中です。これは、規制の不確実性が問題になりがちな暗号資産業界において、大きな差別化要因となります。

取引高も大きく、サービス開始からの累計取引高は$1兆2500億に達し、同業他社グループ内でのビットコインとイーサリアムの現物取引において35%〜44%の市場シェアを主張しています。


Bullishの強み:独自技術AMMとは?

Bullishの技術的な強みは、AMM(Automated Market Maker:自動マーケットメーカー) にあります。 AMMとは、アルゴリズムが顧客の注文情報をもとに自動で数千もの買い注文と売り注文を生成する仕組みです。従来の断片的な注

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