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09/24/2025

史上最高値更新中の米国株、次なる起爆剤は7.7兆ドルのMMF資金か?

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ローレンス・ フラーローレンス・ フラー
記事要約
  • 記録的な待機資金
    マネー・マーケット・ファンド(MMF)には、過去最高の7.7兆ドルもの資金が滞留しています。これはFRBの利上げにより、安全かつ魅力的な利回りを提供してきたためです。
  • 好調な株式市場
    一方で株式市場は、この巨大な待機資金を必要とせず、S&P 500指数は今年に入って何度も史上最高値を更新。Nvidiaのようなハイテク企業の大型投資が市場を牽引しています。
  • 利下げで動き出す資金
    FRBが利下げサイクルを再開したことで、MMFの利回りは低下し始めています。特にリターンを求める個人投資家が保有する資金は、より高い利回りを求めて動き出す可能性があります。
  • 新たな投資先は?
    資金の移動先として、投資適格社債や高配当のバリュー株などが注目されます。市場全体は「適温相場」が続くものの、今後は成長性よりも利回りや割安さが重視されるでしょう。
この記事は約 4 分で読むことができます。(記事文字数:約 1,900 文字)

7.7兆ドル(約1155兆円)のマネーはどこへ向かうのか?

過去3年間、私が株式市場に強気な見通しを持っていた根拠の一つは、もし市場が大幅な下落に見舞われたとしても、マネー・マーケット・ファンド(MMF)に滞留する莫大な資金が、特にFRBが利下げを開始した際に、リスク資産(株式など価格変動リスクがある資産)への新たな燃料として機能するだろうというものでした。

投資家たちがMMFを代替投資先として積極的に利用し始めたのは、FRBが政策金利をゼロ近辺から最高5.25%まで引き上げた2022年のことです。しかし結果的に、市場はこの燃料を必要とせず、MMFの金利が昨年から100ベーシスポイント(1%)低下したにもかかわらず、投資家はさらに多くの現金をMMFに注ぎ込み、今やその残高は過去最高の7.7兆ドルに達しています。


最高値更新を続けるS&P 500

その一方で、S&P 500指数は数日おきに史上最高値を更新する新たな理由を見つけているようです。昨日(9月23日)は、NvidiaがOpenAIのモデル開発をさらに促進するため、同社の半導体チップを使ったデータセンター構築を支援するために、OpenAIに1000億ドルという驚異的な額を投資するという発表がありました。

市場のバリュエーション(株価評価)は歴史的な高値水準に近づいていますが、FRBによる金融緩和サイクルの再開は、今後1年間の経済と市場を活況に保つ可能性が高いでしょう。短期金利と連動してMMFの金利が低下する中、この莫大な資金は最終的にどこへ向かい、より良いリターンを探し求めるのでしょうか?

米国主要指標チャート

(出典: Finviz)


MMFに眠る資金の正体

この現金の大半が、4%のリスクフリー利回りを享受している債券投資家の資金であるという点は重要です。私自身が過去数年間そうしてきたので、これは確かです。米国10年国債の利回りがほぼ同じであるのに、なぜ債券投資家が金利変動リスクを負ってまでそれを保有する必要があるでしょうか。

良いニュースとしては、もし長期債の利回りが魅力的な代替投資先となる水準まで上昇した場合、MMFがその利回り上昇を抑制する役割を果たすかもしれないということです。しかし、そのためには利回りが4.5%から5%の範囲まで上昇する必要があるでしょう。少なくとも私にとってはそうです。

S&P 500終値チャート

(出典: Bloomberg)

MMFの資産の大部分は

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