悲観論に惑わされるな!米国株はなぜ史上最高値を更新し続けるのか?


市場や経済について悲観的になろうと思えば、その理由はいつでも見つかります。株価の評価額(バリュエーション)は過剰で、「根拠なき熱狂」や無意味な投機の兆候も数多く見られます。製造業は終わりの見えない不振に陥っており、労働市場は貿易政策や移民政策がもたらす不確実性の下で停滞しています。消費者心理は悪化し、低所得者層の信用力にも亀裂が見え始めています。
追い打ちをかけるように、現在、連邦政府機関が閉鎖され、75万人の職員が「一時帰休」させられており、事態打開の兆しは見えません。それにもかかわらず、先週、主要な株価指数はそろって史上最高値を更新しました。一体何が起こっているのでしょうか?

(出典: Edward Jones)
もし投資家が、今日の多くの専門家のように悲観的な見方に傾いているなら、その見方を裏付ける暗い統計は無数にあります。しかし、その悲観論を打ち消すだけの心強い数字も同じくらい存在するのです。私は、何らかの結論に達する前に、入ってくる全てのデータを総合的に評価し、バランスを取ることが極めて重要だと考えています。
強靭な消費者、安定した企業収益の伸び、そしてFRBによる金融緩和がこの景気拡大を長引かせ、それが強気市場の土台となっているという考えに基づき、私は今年の残り期間と来年前半について、依然として楽観的な見方をしています。全体の変化率が悪化し始めた時に、私は方針を転換するでしょう。
(出典: Bloomberg)
政府閉鎖は第3四半期の経済成長率を一時的に妨げ、一時帰休となっている75万人の連邦職員にとっては特に痛みを伴うものかもしれません。しかし、政府機関が再開されれば経済活動は回復し、職員には未払い分の給与が支払われるはずです。
投資家にとっての影響は、経済の健全性を監視するために使われる高頻度の経済データが入手できなくなることです。これにより、私は一時的に目隠しをしてポートフォリオを運転しているような気分になります。それでも、これは1990年以来7回目の政府閉鎖であり、過去の閉鎖が市場に悪影響を及ぼさなかったことから、投資家は今回の事態を脅威に感じていないのだと思います。

(出典: Bloomberg)
私が政府閉鎖は数週間以上続かないと予想するのには、単純な理由が一つあ
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