10/13/2025

トランプ発言も怖くない!政府閉鎖や貿易摩擦を乗り越え、米国株は上昇を続けるのか?

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記事要約
  • 強気相場は3周年、AIバブル懸念を否定
    S&P 500は過去半年で36%も急騰し、強気相場は3周年を迎えました。市場ではAIバブルを懸念する声もありますが、筆者はこれを否定し、上昇トレンドはまだ続くと見ています。
  • 短期的な懸念材料は「追い風」に変わる
    トランプ大統領の関税発言や政府機関閉鎖が市場の重しですが、これらは交渉術の一環であり、近く解決に向かうと筆者は予測。むしろ解決後には株価の「追い風」になると見ています。
  • 「高PER=割高」ではない、鍵は利益率
    現在の株価収益率(PER)はドットコムバブル期に匹敵しますが、当時よりはるかに高い利益率を考慮すれば、株価は決して割高ではありません。むしろ割安な水準にあると分析しています。
  • 歴史が示す強気相場の余力と今後の展望
    この強気相場は歴史的に見てもまだ若く、上昇の余地は十分にあります。今後は巨大ハイテク企業だけでなく、より幅広いセクターが相場を牽引していくと予想されます。
この記事は約 4 分で読むことができます。(記事文字数:約 2,000 文字)

S&P 500は過去6ヶ月間、一度も大きな調整なく36%も急騰し、2022年10月に始まったこの強気相場は3周年を迎えました。当時、私は「経済は景気後退の寸前にある」という市場のコンセンサスに異を唱えました。そして3年が経過した今、今度はAIブームが煽る株式市場バブルについて、同様の警告を耳にします。しかし、私は今回もその意見に同意しません。

確かに、最近の急騰を一度落ち着かせ、上昇トレンドを再開させるための一時的な下落(プルバック)は誰もが待ち望んでいたところですが、その「きっかけ」が必要でした。政府機関閉鎖(ガバメント・シャットダウン)はその役目を果たしませんでしたが、金曜日にトランプ大統領がやってくれました。彼は、11月1日に中国からの輸入品に対する関税を100%に引き上げ、2週間後に予定されている習近平国家主席との会談をキャンセルすると示唆したのです

「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」「S&P 500指数」「ナスダック総合指数」のパフォーマンス

(出典: Edward Jones


短期的な懸念は解消され、市場の追い風に

大統領の発言は、中国がレアアースと関連材料に新たな輸出規制をかけたことへの対応ですが、私はこれが新たな貿易政策というよりは、交渉戦術の一環だと考えています。

関税を本当に引き上げれば、事実上の禁輸措置となり、米国の企業や消費者に打撃を与えます。中国への大豆輸出再開の可能性は消え、TikTokの売却交渉も頓挫するでしょう。それは再び深刻な市場調整を引き起こし、個人消費の伸びを損なう可能性があります。

最も重要なのは、スマートフォン、自動車、半導体、防衛装備品など、多くの重要製品の生産に米国はレアアースを切実に必要としている点です。中国はこれらの材料の採掘と精製の両方で市場を支配しており、それが貿易交渉において中国に優位性を与えています。トランプ大統領は、4月の時と同様に、最終的には合意を結ばざるを得なくなるでしょう。

2024年時点での磁石の製造に使われる主要なレアアース(ネオジム、プラセオジムなど)の供給における、国別のシェア

(出典: International Energy Agency)

また、私は今月末までに政府機関は再開すると見ています。民主党と共和党の間で、オバマケア補助金をさらに1年間延長することで合意に達するでしょう。その理由は、世論調査が示すように、幅広い有権者がこの延長を望んでおり、来年の中間選挙を前にして国民の意に背くことは、政治的に命取りになるからです。

「議会は医療保険に関する優遇税額控除を延長すべきか、それとも失効させるべきか」という世論調査の結果

(出典: KFF Health Tracking Poll)


高PERでも割高ではない、

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