AIバブル崩壊? FRBの動向? 市場の「騒音」ではなく「真実」を見極める


今週ずっとそうであったように、市場が常軌を逸した価格の銘柄を浄化する時、合理的な価格の銘柄も、特に同じセクターであれば道連れにしがちです。昨日、投資家は「赤ん坊を風呂の水と一緒に捨てる」(編集部注:価値あるものと無価値なものを一緒に捨ててしまうことの例え)かのように、ほぼ全ての銘柄を売却しました。
最悪のパフォーマンスとなったテクノロジー・セクターから、ヘルスケアや生活必需品セクターへのローテーションはありましたが、最終的には全セクターが下落して取引を終えました。
米連邦政府の再開は良いニュースですが、市場は政府閉鎖にほとんど反応しなかったことを考えると、祝うべき材料は多くありませんでした。残る問題は、投資家の指針となる経済指標が依然として不足していることであり、その不確実性がプルバックを助長しています。

(出典: Finviz)
市場がテクノロジー・セクターやAI投資テーマで煽られた他の銘柄グループの過剰なバリュエーション(編集部注:企業価値評価、株価が割高か割安かを示す指標)を振り払っていることに加え、数人のFRB高官が、次回の12月会合での利下げに疑問を投げかけました。
先月、パウエル議長は利下げが「既定路線ではない」と述べました。昨日、FRBのスー・コリンズ総裁は、12月に利下げする気はないとの考えを示しました。他の数名のFRB高官も同様の見解を示し、重要な経済指標が発表されない日だったこともあり、その発言はより際立ちました。


(出典: Bloomberg)
その結果、先物市場における12月10日の会合での利下げ確率は62%から50.7%へと低下し、五分五分の確率となりました。評論家たちは、主要市場指数の急落をこの動きのせいにしましたが、これは広範な市場における健全で、とっくに起きるべきだった調整を説明するための口実探しのように聞こえます。
FRBが12月に利下げするかどうか(私はまだ利下げすると考えていますが)に関わらず、短期金利の進む道は今後数ヶ月で「低下」することにあります。重要なのはそれだけです。もちろん、格好の材料を求める弱気派は、これを重要な問題に仕立て上げようとするでしょうが、そうではありません。弱気なレトリック(言説)ではなく、本質(the ball)に注目し続けてください。

(出典
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