債券利回り急騰と株価急落:市場が送るトランプ政権への「警告」

ローレンス・ フラー- 市場を襲った「解放記念日」の悪夢再び
S&P500とナスダックが2%超下落。トランプ大統領のグリーンランド併合案を巡るEUとの対立激化と関税の脅しが、昨年4月以来の最悪の日となった市場に動揺を与えている。 - 日本の金利上昇が米市場に波及
高市首相の新財政政策への懸念から日本の長期金利が急上昇。これが米長期金利の25bp上昇を誘発し、円高を伴わない形での債券安という不気味な動きを見せている。 - グリーンランド買収の実現性は低い
米議会や世論の強い反発により、トランプ政権が買収を強行する可能性は低い。市場の反応は一時的であり、この下落局面はリスク資産にとって絶好の押し目買い機となるだろう。 - 市場こそが最終的な政策決定者
金利上昇は米国経済のアキレス腱であり、市場の警告を無視できない。ダボス会議や中間選挙を控え、政権は市場の動向次第で早期の沈静化を余儀なくされるはずだ。