01/30/2026

ソフトウェア3.0投資論:SaaSの終焉とAIインフラの覇権

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  • インターネット黎明期との酷似
    現在のAIシフトは1990年代初頭の状況を映し出している。当時はハードウェアやインフラへの投資が先行し、真の勝者となるソフトウェア企業が登場するのはインフラ整備が完了した後だった。AIも現在は「インフラ構築フェーズ」にある。 
  • 既存SaaSモデルの構造的崩壊
    多くのSaaS企業は成長鈍化、高額な株式報酬費用、マルチプルの圧縮に苦しんでいる。これらは差別化されたAI戦略を持たず、プライベート・エクイティ(PE)の評価額フロアを下回る「浮遊状態」に陥っている。 
  • AI時代の勝者と敗者の選別
    投資家は「人間の座席数」に依存するモデルや、表面的なAI機能でお茶を濁す企業を避けるべきだ。逆に、AIを前提に再設計された「マシン(機械)の座席数」や計算資源の消費量で稼ぐモデルに注目する必要がある。 
  • 3段階の投資タイムライン
    短期的にはチップや電力などのインフラ、中期的にはPaaS(プラットフォーム)やツール群、長期的には未だ存在しないAIネイティブ・アプリケーションへと価値が移行する。現在はインフラ投資が最も確実性が高い。