「次のネビアス」は宇宙銘柄か:ボイジャーが築くAIと防衛の産業基盤

ジェームズ・ フォード- 脱「単なる宇宙銘柄」:防衛とAIインフラへの構造転換
ボイジャー・テクノロジーズ(VOYG)は、単発的なプロジェクト型の宇宙企業から、防衛産業やAIインフラ、深宇宙探査を支える「産業メーカー」へと意図的な転換を遂げた。市場はこの変化をまだ織り込んでいない。 - 防衛事業が築く強固な「評価の岩盤」とキャッシュフロー
売上の60%超を占める防衛・国家安全保障部門が、年率30%で成長中だ。コロラド州の拠点で推進薬やミサイル防衛部品を製造しており、長期契約に基づく安定収益が株価の下値を支えている。 - AIデータセンターを変革する「軌道上結晶製造」の可能性
2026年春にISSで実証予定の特許技術、軌道上での光学結晶製造が最大のアップサイドだ。重力の影響を受けない純度の高い結晶は、AIデータセンターの信号処理速度を劇的に向上させる可能性がある。 - 割安なバリュエーションと月面インフラへの戦略的布石
ロケットラボなどの競合と比較して大幅に割安な水準にある。月面での「ツルハシとシャベル」戦略も含め、複数の収益ドライバーが機能すれば、株価は現在の2倍近い水準への評価替えが正当化される。0209_1