明暗分かれる決算シーズン:勝者CRCL、敗者EOSE、回避したDUOLの教訓


決算発表シーズンは、市場の厳しさを思い知らされる時期です。 予想が的中することもあれば、市場から手痛い打撃を受けることもあります。そして時として、真のアルファ(超過収益)は「保有していなかった銘柄」から生まれることもあります。
今週は、その3つすべてを経験する週となりました。
・サークル・インターネット・グループ(CRCL)は決算発表後に株価が急騰しました。私が発表前の買いを推奨した通り、明確な勝利となりました。
・イオス・エナジー・エンタープライゼス(EOSE)は大きく下落しました。これは痛手です。
・デュオリンゴ(DUOL)は決算後に売られました。私たちはこの事態を予測し、先週の段階でポジションを解消していました。
勝ったもの。負けたもの。そして回避したもの。 それぞれの銘柄について、詳しく分析していきましょう。
サークルの四半期決算は、市場が徐々に気づき始めているある事実を裏付けるものでした。
それは、ステーブルコインがもはや一部のニッチな暗号資産(仮想通貨)の配管役にとどまらないということです。彼らは現在、中核的な金融インフラとしての地位を確立しつつあります。同社の収益は、USDCの裏付けとなる準備金から得られる受取利息と引き続き強い相関関係にあります。
金利が高止まりし、USDCの供給量が安定から増加傾向にある限り、サークルは事実上、巨額のフロート(顧客から預かった一時的な浮動資金)を規模の経済を活かして収益化していることになります。

(出典: 当該企業資料)
これは、非対称な上値余地を持つ非常にシンプルなビジネスモデルです。
私が決算に向けて好感を持っていた点は以下の通りです。 ・昨年のボラティリティを経たUSDC供給量の安定化 ・機関投資家による採用の拡大 ・規制環境の明確化が後退するどころか改善している点
そして実際に決算で示されたのは以下の内容でした。 ・力強い準備金収入 ・流通パートナーシップの拡大 ・デジタルドルにおける法令遵守の代替手段としての明確なポジショニング

(出典: サークル 決算説明資料)
株価が急騰した理由は、サークルが単なる投機的なトークンの代替品ではなく、規制された金融インフラビジネスであることを、市場がようやく価格に織り込んだためです。
では、リスクが全くないのでしょうか。そうではありません。 サークルの収益力は金利感応度が
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