※「セレブラス(Cerebras)とG42の関係性:注目の米国AI半導体企業がIPO申請もG42への過度な依存が懸念材料?」の続き

セレブラス(Cerebras)が上場手続きの一環として、米国証券取引委員会(SEC)に提出したForm S-1(証券登録届出書)には、興味深い情報が多く含まれています。ここでは、特に重要な点を見ていきましょう。
セレブラス(Cerebras)は2022年に1億7780万ドル、2023年に1億2710万ドルの純損失を記録しました。同社が成長段階にあることを考えれば、これは特に驚くことではありません。さらに、2023年は2022年と比べて大きな改善が見られました。

(出所:FormS-1)
また、売上も2022年の2460万ドルから2023年には7870万ドルへと大幅に増加しています。この増加は主にG42(アラブ首長国連邦に拠点を置くAIとクラウド技術に特化した企業)との取引によるものと考えられます。
昨年末のレポートでも触れた通り、セレブラス(Cerebras)がG42に大きく依存している点は非常に懸念されるところです。今回のForm S-1で、その具体的な状況が明らかになりました。
(原文)Group 42 Holding Ltd (together with its affiliates, “G42”) accounted for 83% and 87%, respectively, of our total revenue for the year ended December 31, 2023 and six months ended June 30, 2024.
(日本語訳)Group 42 Holding Ltd(関連会社を含む「G42」)は、2023年12月31日までの会計年度でセレブラスの総売上高の83%を、2024年6月30日までの6か月間で87%を占めています。
さらに、リスク要因のセクションでも、このG42への依存について直接言及されています。
(原文)Our dependence on our relationship with G42 subjects us t
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