※「イスラエル発の未上場企業「Wiz」が120億ドルのデカコーンに成長した理由、革新的クラウドセキュリティとそのリスクを分析」の続き
パロ・アルト・ネットワークス(PANW)のPrisma Cloudは、Nikesh Arora CEOのチームによる多くのM&Aの結果として、Wizよりもモジュラー化されており、統合には成功している。しかし、情報筋によるとPrisma CloudはWizほど統一されていないとのことであるが、足元、改善は見られている模様である。WizのM&Aを通じてではなく、社内における開発は、より統一されたプラットフォームを実現し、より優れたコンテキストの提供を可能にしている。一方で、Prisma Cloudは異なるシステムを統合する際の複雑さにより、Wizと比較してコンテキスト提供やユーザー体験が劣る結果となっている。また、パロ・アルト・ネットワークスは標準ティアからモジュールを除外しても大きな影響はないが、Wizはそれらのモジュールを含めているため、影響が大きい。

Wizの単一アーキテクチャ・プラットフォームは統合されたソリューションを提供し、シナジー効果を通じて価値を高めている。Prisma Cloudはよりモジュール化されており、パロ・アルト・ネットワークスは別々のSKUを提供することができ、アップセルやクロスセルの機会から利益を得ている。多くのPrisma Cloudの顧客はCSPMを使用しているが、パロ・アルト・ネットワークスの次世代のSIEM代替品であるXSIAMは使用していない。しかし、エリートな次世代SIEMをSOARと組み合わせることで、誤検知を減らし、評価を向上させることができるようになる。XSIAMは、パロ・アルト・ネットワークスがWizに対するエージェントレス/CSPMスキャンの差を埋めるために重要な役割を果たしている。
※CSPM:クラウドセキュリティ態勢管理
※SIEM:セキュリティ情報イベント管理
※SOAR:セキュリティのオーケストレーションと自動化によるレスポンス
両社ともに、保護されるワークロード(仮想マシン、コンテナ、サーバーレス関数)ごとに料金を請求している。Wizの価格構造は完全には公開されていないが、追加
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