※「② Part 3:クラウドフレア / NET:サーバーレス・エッジ・コンピュート分野の競合アマゾンAWSとの比較分析」の続き
ファストリー(FSLY)のネットワークは、クラウドフレア(NET)の密度には及ばないものの、おそらく世界最速のネットワークだろう。
ただし、この2つのライバルの速度差はごくわずかで、ファストリーの速度は他社に対するアドバンテージにはなっているが、クラウドフレアに対するアドバンテージにはなっていない。
ファストリーのエッジ・コンピュート・プラットフォームはWasm(WebAssembly)モジュールを利用し、高性能で低レイテンシーのアプリケーションを提供する。
同社の超軽量Wasmランタイム(同社はLucetと呼んでいる)は、他社製品に対する主な利点であり、コールドスタートを効果的に排除することで、リアルタイム・アプリケーションの要件に対するレイテンシーをさらに低減している。
軽量なLucetランタイムのおかげで、開発者(エンジニア)のアプリケーションは非常にポータブルであり、動的な需要に対応するための迅速で弾力的なスケールとデプロイの柔軟性という利点がある。
加えて、同社のランタイムのもう一つの大きな利点はセキュリティである。
入ってくるリクエストによって呼び出される関数ごとのわずかなオーバーヘッドとメモリ割り当てにより、各プロセスはサンドボックス化されている。
ハッカーがプロセスに侵入し、横方向に移動して機密データを盗んだり、システム全体を侵害したりする可能性があるため、このようにメモリ空間を分離しないと、アプリケーションはサイバー攻撃に対して脆弱になる。
VM(仮想マシン)やコンテナに関連する長時間のコールド・スタートにより、パブリック・クラウドのサーバーレス・プラットフォームは、こうした遅延を避けるためにコードをウォームな状態に保たざるを得なくなる。
例えば、最初のユーザーがリクエストを送信すると、そのユーザーの「状態」が入力され、環境が起動され、将来のコールドスタートを避けるためにオープンな状態に保たれる。
後続のユーザーの状態も同じ環境に入力されます。
時間が経つにつれて、複数のユーザーが環境を共有するようになり、メモリ共有のリスクが高まり、互いの状態が暴露される可能性も出てくることから、セキュリ
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