01/04/2025
昨年、私は2024年を「AIの思春期」と呼びました。それは大胆な予測でしたが、実際には驚異的な成長が現実のものとなりました。この1年は、まさにAIの年と言っても過言ではありません。
皮肉なことに、AI関連分野が驚異的な成功を収める一方で、それ以外の分野は停滞していました。特に驚きだったのは、SOXX(半導体株指数)がSPY(S&P 500 ETF)のパフォーマンスを下回ったことです。SOXXの主要構成銘柄が軒並み100%以上の上昇を記録した年に、こうした結果になるとは想像もつかなかったでしょう。

(出所:Koyfin)
これが、2024年で一番印象深い話だと思います。まさに「AI対その他すべて」という年でした。今年、エヌビディア(NVDA)の株価はほぼ200%も上昇しましたが、半導体業界全体の中央値は下落していました。この驚異的な格差は、歴史に残る出来事と言えるでしょう。1997~1999年の市場を振り返ったとき、業績が悪くても株価が上がった企業が多くありましたが、今回ほど結果の差が極端だったことはこれまでに見たことがありません。そして、この恩恵を受けたのは主に大手企業だけでした。
そこで本稿では、AI(もちろん今年の主役で、私の担当分野でもあります)の話ではなく、半導体業界全体にとって「失われた年」となった状況についてお話ししたいと思います。そしてその後、再びA
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