S&P500種株価指数が史上最高値更新を目前に控え、市場では株式のパニック買いが起きているように見える。
史上最高値更新という水準は、ほんの2ヶ月前には想像もできなかったレベルである。
しかし、今では年末までに達成することができそうにも見える。
但し、ここ数日繰り返し申し上げているように、私の唯一の懸念は、この水準に到達するまでの道のりがあまりに急進的であることである。
足元、主要株価指数の動きは放物線を描いている。
11月が、ソフトランディングに向けた今年の進展を十分に認識できる水準まで市場のバリュエーションを回復させるための月だったとすれば、ここ数週間は、2024年に期待したい良いニュースを先に織り込んでいるように見える。
そして、市場委大きな期待を抱かせることは、途中の不測の事態に対して市場を脆弱にするのも事実である。

この年末ラリーはロケット船のようである。
下のチャートは、S&P 500 ETF(SPY)に毎日出入りする資金量を表している。
そして、右端の青い線に注目してほしい。
このグラフは、このETFへの1日の資金流入額が史上最大となったことを示しており、これは先週の金曜日に発生している。
さらに、投機家が株価の下落よりも上昇に賭けていることを示す「ネット・コール(オプション取引)取引量」も、歴史的な高水準にある。

好意的な見方をすれば、今年の大半を通じて、この強気市場に対するベアからの批判の第一は、幅の狭さ(上昇している銘柄数の少なさ)だった。
しかし、過去7週間、ラッセル2000小型株指数は、24%近い上昇率で全ての主要市場指数をリードしているため、この幅の狭さに対する批判は弱まっている。
更に、イコール・ウエイトのS&P500 ETF(Ticker:RSP)は、テクノロジー株のウエイトが高いS&P500 ETF (Ticker:SPY) をアウトパフォームしている。

それでも、私は、史上最高値を更新したばかりのダウ工業株30種平均(DIA)のようなパラボリックな動きを見て、自問自答している。
このチャートは果たして持続可能なのだろうか?
相対力指数はほぼチャートから外れており、ベンチマークは200日移動平均線を11%以上上回っている。
もしこれが株式なら、私なら、その企業の良し悪しにかかわらず、大きな利益が出た時点で、一旦ポジションを売却しているだろう
Pro Plan専用コンテンツ

この記事の続きを読むには「Pro Plan」にアップグレードする必要があります。
── 主なPro Plan機能 ──
📊
全レポート無制限閲覧
📈
詳細な財務データ分析
🎯
アナリスト評価&配当履歴
🔔
お気に入り&フォロー通知