水曜日の米国株式市場の主要指数は、消費者物価指数(CPI)が予想通りの結果だったというニュースを受けて大幅に反発するも、昨晩は再び小幅安の展開となっています。
これは年内最後の重要な経済指標であり、FRBの次回の利上げ判断に影響を与え得る最後の未知の要素でした。
CPIは依然としてFRBの目標である2%を上回っていますが、家賃の下落が遅れて反映される影響で、今後数カ月で目標水準に近づくと見られています。
このため、市場では来週の利下げがほぼ確実視されており、これがCPI直後の株価の上昇に道を開いた形となっているように見え、これは良いニュースと言えるでしょう。
ただ、悪いニュースとしては、水曜日の株価上昇は「マグニフィセント7」と呼ばれる7銘柄にほぼ限定されており、それ以外の銘柄はほとんど恩恵を受けていなかった点です。
ナスダック総合指数はこれら7銘柄の強さによって史上最高値となる20,000を突破しましたが、一方でS&P500の市場全体の動向は過去7営業日にわたって低調が続いており、これは短期的には好ましくない兆候です。
年末まで株価が上昇するという期待がある中で、この状況はやや懸念材料といえます。
私は、主要な市場指数が今後数週間以内に50日移動平均線に戻る可能性が高いとますます感じており、これは指数によって3~6%の調整を意味します。
とはいえ、これは特に驚くべきことではなく、投資家がこの調整をうまく活用する準備ができていれば問題ありません。
また、ベンチマーク指数が2年連続で20%以上の上昇を記録した後であれば、こうした調整はむしろ自然な流れといえるでしょう。
主要指数が上昇、米国ハイテク株が牽引

(出所:Bloomberg)
S&P500が年初来で27%以上の上昇を記録していることから、史上5回目となる2年連続で20%以上の上昇となる可能性が非常に高いと考えられます。
しかし、こうした事例は過去にごくわずかしかなく、さらにそれぞれの状況が異なるため、来年の動向を予測する材料としてはあまり参考になりません。
最初の2回は大恐慌時代に記録されたもので、その翌年には指数が大幅に下落しました。
この点は、現在の弱気派にとって不安材料として注目されるかもしれません。
3回目は、戦後の6年にわたる強気相場の終盤に
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