01/10/2024
やや強気
AT&T
やや強気
業界平均で見ると、同社の株価売上高倍率は業界平均をやや下回っており、同業他社に比べ割安である可能性を示している。また、EV/EBITDAレシオも業界平均をやや下回っており、同業他社に比べ魅力的なバリュエーションで取引されている可能性を示唆している。

AT&T(T)配当利回りは6.6%!注目の米国高配当株の最新決算と配当推移の分析を通じて将来性に迫る!

graphical user interfaceイアニス・ ゾルンパノスイアニス・ ゾルンパノス
記事要約
  • 本稿では、注目の米国高配当銘柄であるAT&T(T:予想配当利回り6.6%・1株当たり配当金0.278ドル)の2023年10月19日に発表された最新の2023年第3四半期決算と配当推移を詳細に分析していきます。
  • そして、それらの分析を通じて、同社の今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
  • AT&Tは、米国第3位のワイヤレスキャリアであり、収益の約3分の2をワイヤレス事業から得ており、その他には固定回線サービスやメキシコ事業も展開しています。 
  • 配当利回り6.6%と高水準を維持する一方で、過去5年間の配当成長率がマイナスであり、財務レバレッジの高さが配当の持続性に影響を与える可能性があります。 
  • 最近の収益成長率は低迷しており、倒産リスクを示すZスコアが低い一方、営業利益率の改善と不正リスクの低さが安心材料となっています。
この記事は約 9 分で読むことができます。(記事文字数:約 4,300 文字)

AT&T(T)の概要

セクター:情報通信サービス

現在の株価:16ドル

時価総額: 1206.2億ドル

弊社算出の一株当たり本質的価値: 15.96ドル

安全マージン: -5.69%

過去5年間の配当成長率: -7.60%

配当落ち日: 2024年1月9日

配当支払い日: 2024年2月1日

予想配当利回り: 6.60%

過去5年間の売上高長率: -9.50%

過去10年間の売上高成長率: -2.80%

ワーナー・メディアの分離独立後、ワイヤレス事業はAT&T(T:予想配当利回り6.6%)の収益の約3分の2に寄与している。

AT&Tは米国第3位のワイヤレス・キャリアで、7000万人のポストペイド(後払い)と1800万人のプリペイドの顧客を持つ。

固定回線企業向けサービスは収益の約18%を占め、インターネットアクセス、プライベートネットワーク、セキュリティ、音声、卸売のネットワーク容量が含まれる。

収入の約11%を占める住宅向け固定回線サービスは、主にブロードバンド・インターネットアクセスサービスである。

AT&Tはメキシコでも2,200万人の顧客にサービスを提供し、大きな存在感を示しているが、この事業は収益の3%を占めるに過ぎない。

AT&Tは現在も衛星テレビ事業者ディレクTVの株式70%を保有しているが、財務諸表上ではこの事業を連結していない。

また、同社は2023年10月19日に2023年第3四半期決算を発表している。

AT&T(T)の収益と成長

前四半期、AT&TT)は0.64ドルの一株当たり利益(EPS)を報告し、前四半期の0.63ドルをわずかに上回り、業績がプラス傾向にあることを表している。

しかし、前年同期と比較すると、EPSは0.803ドルから0.64ドルに減少している。

一方で、希薄化後EPSも同様の傾向を示し、前四半期の0.61ドルから今四半期は0.64ドルに増加した。

一株当たりの売上高も伸びを示し、前四半期の4.167ドルに対し、当四半期は4.224ドルとなり、同社の売上高増を示している。

長期的な成長を見ると、経常外損益を除くベースでの同社EPSの過去5年間の年平均成長率(CAGR)は-14.90%、10年間の年平均成長率は0.50%となっており、同社が過去10年間、一貫した成長を維持する上で課題に直面してきたことを示唆している。

尚、業界の成長予

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