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11 - 09 - 2024

トランプ当選で注目の米国株​5選:トランプ当選で株価​が上昇する中、注目の米国トランプ銘柄を徹底解説!

ジェームズ・ フォードジェームズ・ フォード
  • 米国大統領選挙後、ドナルド・トランプ氏の再当選により株価が急上昇し、特に「トランプ銘柄」が大幅にリターンを上げています。
  • 本稿では、注目すべきトランプ関連株として、テスラ(TSLA)、ジオ・グループ(GEO)、インテル(INTC)、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJT)、コインベース・グローバル(COIN)について解説していきます。
  • 私のポートフォリオの1つである「スイングポートフォリオ」は35%のリターンを達成し、特にテスラやコインベースへの投資を通じてリターンを実現することが出来ています。

ドナルド・トランプ氏の当選で注目すべき米国株とは?

米国大統領選挙がようやく終わり、投資家にとっては非常に明確な勝者が決まりました。

政治的な話はさておき、最大のリスクは接戦による不確実性でした。

しかし、ドナルド・トランプ氏が再度大統領になることが確実になると、市場は急上昇。

もちろん、全ての株が同じように動いたわけではなく、一部の「トランプ関連株」は数時間で二桁の利益を上げました。

本稿では、注目すべき5つのトランプ関連株を紹介します。

最後に、私のポートフォリオの1つである「スイングポートフォリオ」のレビューです。

現在35%のリターンを上げており、決算後にいくつかの株を購入しました。

私のスイングポートフォリオの銘柄はこのラリーで大いに利益を上げ、幸運にもトランプ関連株にも投資しています。

テスラ(TSLA)

(出所:TrendSpider)

言うまでもなく、イーロン・マスク氏とテスラ(TSLAが選挙の大の勝利者です。

トランプの勝利以来、株価は20%上昇し、さらなる成長の余地があります。

私は同社に対して長期的には強気ですが、市場の厳しい見方や、会社が投資家の期待に応えられなかったことも事実です。

トランプ政権でこれがどう変わるのか?

すぐには何も変わらないでしょうが、数年で以下の恩恵が得られるかもしれません:

・外国製EVに対する規制や関税

・アメリカ製車に対する補助金の増加

・AI技術に対する米国からの助成金の可能性

イーロン・マスク氏の評価は賛否両論ですが、彼はいつも政府と良好な関係を築く道を見つけます。

フィボナッチ・エクステンションを使うと、1.618レベルでは少なくとも400ドルに到達し、ここから30%のリターンが見込めるようにも見えます。

スイングポートフォリオでは182ドル前後でこの株を保有しています。

ジオ・グループ(GEO)

(出所:TrendSpider)

私はテスラは現在の水準からでもエントリーする価値があると見ている一方、ジオ・グループ(GEOは必ずしも追いかける必要がない株の例です。

同社は連邦刑務所を運営する会社で、トランプの厳格な移民法施行から利益を得るという期待があります。

2016年にトランプが大統領になった時、一時的に株価は上昇しました。

しかし、それは短命でした。

収益は2019年まで増加しましたが、その間株価は下落しています。

歴史が繰り返すなら、この株のリターンの多くはすでに得られてしまっているかもしれません。

テクニカル分析では、強い抵抗に直面しており、現状の価格で横ばいになると見ています。

実際の収益の改善を見ない限り、同社を追いかけるのは控えます。

インテル(INTC)

(出所:TrendSpider)

インテル(INTC)はトランプ政権で大きな利益を得る可能性があるように見えます

もし最近ニュースから離れていた場合、同社についての簡単な復習です。

この株は昨年大きく下落しました。

市場シェアを競合他社に奪われ、AIからの利益はなく、ファウンドリーへの大規模な投資を進めています。

言い換えると、インテルはチップを設計するだけでなく、実際に製造する方向に進んでいます。

台湾のTSMC(TSMから来るチップが多いため、これは国防上の問題ともなっており、インテルCHIPS法を通じて数百億ドルもの支援を受けています。

トランプがその政策を続けるなら、インテルは政府からのさらなる支援を受けるでしょうし、企業がインテルのファウンドリーを選ぶ強い動機が生まれるでしょう。

株価は最近の安値から上昇を始めており、30ドル程度まで上昇の余地があるように見えます。

トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJT)

(出所:TrendSpider)

トランプ関連株の分析に欠かせないのが、Truth Socialを運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJTです。

同社は選挙前には大きなリターンを生み出しましたが、その後は急落しています。

ジオ・グループと同様に、同社を追いかけることは避けたいと思っています。

その理由としては、基本的な価値をあまり見いだせないからです。

24ドル付近で長期保有すれば、スイングの高値を狙えるかもしれませんが、そこまでの投機はしません。

コインベース・グローバル(COIN)

(出所:TrendSpider)

最後に、コインベース・グローバルCOINについて話していきたいと思います。

トランプが大統領になると、暗号通貨が急騰するとよく言われますが、それがまさに現実となっています。

ビットコインが新たな高値を付け、採掘業者も二桁の増加を見せ、アルトコインも買い注文が殺到しました。

このラリーは少し過熱している感はありますが、まだまだ勢いがあります。

そして、私がこの分野で最も過小評価されていると考える株の一つがコインベース・グローバルです。

実は、同社は選挙前に決算を発表してから売り圧力に見舞われました。

ビットコインの高騰をうまく利用できていないのが現状ですが、私の予想通りビットコインが100,000ドルに達するなら、次の2四半期でかなり上昇する可能性があると確信しています。

私は幸運にも、決算後の下落時に同社の株を購入することができました。

では、次章では、私のスイングポートフォリオの詳細に関して触れていきたいと思いますので、是非、下記のレポートをご覧いただければと思います。

※続きは「【2024年11月】スイング・ポートフォリオ・アップデート:トランプ大統領の任期中に恩恵を受けそうな銘柄に注目!」をご覧ください。

さらに、その他のテスラ(TSLA)に関するレポートに関心がございましたら、是非、こちらのリンクより、テスラのページにアクセスしていただければと思います。

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アナリスト紹介:ジェームズ・ フォード

📍米国マクロ経済&テクノロジー担当

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