ここでは、投資を行う前に知っておくべき、また考えておくべきと思われる5つの指標について説明する。様々な指標から何を見出すべきか、またこれらの投資指標の欠点についても言及する。可能な限り、人気企業の実例も紹介したい。
企業が巨大なTAM(獲得可能な最大市場規模)について語るのを耳にすることがあるだろう。しかし私は、TAMの観点から投資を考えないことを勧める。主な理由は3つある。
過度な単純化:TAMの計算は、しばしば市場全体を見ている。これは、消費者の嗜好を無視し、潜在的な顧客ベースを単純化しすぎる可能性がある。
非現実的な期待:企業がTAM全体を把握できると仮定するのは非現実的である。競争や価格などの要因によって、企業は市場のほんの一部しか獲得できないのが現状である。
競争環境:TAMの計算では、競合状況を考慮しないことが多い。たとえ市場が大きくても、すでに競合他社で飽和している場合もある。
実例として、ウーバー(UBER)のTAMを考えてみよう。

2020年当時、投資家は数兆ドルのTAMを見ていた。数十億ドルではなく、数兆ドルだ。それにもかかわらず、株価は3年以上1000億ドル以下で推移している。
過去に、ウォーレン・バフェットは、「EBE(Earnings Before Everything)」と呼ばれる収益を上げている企業が多すぎるというジョークを言った。
EBITDAとは、Earnings Before Interest Tax Depreciation and Amortization(利払い前、税引き前、償却前利益)の略である。これは収益性を大まかに示す指標である。私も実際に企業のEBITDA指標については考えるが、その落とし穴に注意しなければならないことを理解している。
一方、私も含め、多くの投資家は、質の高いビジネスを反映しているとして、非常に高い粗利益率を持つビジネスにしばしば惹かれてきた。
これらのビジネスは、しばしばグロース投資家に好まれる。なぜか?それは、そのような企業は、アマゾンのような成長のための投資を行いながら、損失も受け入れることができるからだ。
とはいえ、アマゾンがそのプレイブックで成功できたの
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