アナリストのカバレッジとレーティング
誰が何を分析し、どう評価しているのか。
レーティングは結論ではなく、分析の出発点です
インベストリンゴのレーティングは、海外の独立系アナリストが自身のレポートの結論として付ける5段階の評価です。 証券会社の投資判断とは異なり、それぞれが独自の基準で分析した結果を示しています。
評価はレポートの冒頭にある銘柄タグに色付きで表示され、そう判断した理由の説明が添えられています。 ただし、すべてのレポートに付くわけではありません。
このページでは、評価の段階が何を意味するのか、そして現在どのアナリストがどの銘柄を分析しているのかを整理しました。
レーティングの5段階
上下に2段階ずつと中立の、あわせて5段階です。分析の対象としていない銘柄には評価が付きません。
非常に強気
Very Bullish
分析の結論として、最も強い確信が示された状態です。想定する期間の中で、事業と評価の両面に裏づけがあると判断されています。
やや強気
Bullish
前向きな見方が示されているものの、確信の度合いは中程度です。判断の前提に、まだ確認を要する点が残っている場合に選ばれます。
中立
Neutral
どちらの方向にも傾いていない、あるいは判断を保留している状態です。材料が出そろうまで様子を見る、という結論もここに含まれます。
やや弱気
Bearish
慎重な見方が示されている状態です。事業環境か評価水準のいずれかに、無視できない懸念があると判断されています。
非常に弱気
Very Bearish
分析の結論として、最も慎重な見方が示された状態です。指摘された懸念が解消されない限り、見方は変わらないことを意味します。
レーティングは、そのレポートを執筆したアナリスト個人の見解です。インベストリンゴとしての投資判断ではありません。
サイト内には2種類の評価があります
どちらも「アナリストの評価」と呼ばれますが、出どころも置かれている場所も違います。混同すると読み違えます。
レポートの中
インベストリンゴのアナリスト評価
レポートを書いた本人が、その記事の結論として付ける5段階の評価です。記事ページの銘柄タグに色付きで表示され、なぜその判断に至ったかの日本語の説明が添えられています。分析の対象とした銘柄にのみ付きます。
銘柄ページ
ウォール街のコンセンサス
証券会社のアナリストによる投資判断と目標株価を集計した外部データで、銘柄ページに掲載しています。インベストリンゴのアナリストの見解とはまったく関係がなく、市場の平均的な見方を知るための参考情報です。
レーティングの前提
評価そのものより、それがどういう条件で付けられたかに情報があります。

結論ではなく 根拠を読む
インベストリンゴのレーティングには、必ずその根拠となる説明が添えられています。5段階のどこに置かれたかより、どの数字を見てそう判断したのかに情報があります。同じ「やや強気」でも、増収率を根拠にした場合と、評価水準の低さを根拠にした場合では意味が違います。

すべての評価には 日付がある
レーティングは執筆時点の判断です。決算が出れば前提は変わり、同じアナリストが後日異なる評価を示すこともあります。古い評価が間違いだったのではなく、そのときの情報での結論だったということです。必ずレポートの日付とあわせて確認してください。
レーティングを読むときの4つの前提
数字や記号だけを取り出すと、判断を誤ります。どういう条件のもとで付けられた評価なのかを、あわせて確認してください。
SCOPE
すべての銘柄には付きません
レーティングは、レポートの結論として判断が定まったときにのみ付与されます。分析の途中経過を扱った記事や、複数銘柄を横断して論じた記事では付かないことのほうが多くなります。
TIME
執筆時点の判断です
決算や事業環境の変化を受けて、同じアナリストが後日異なる評価を示すこともあります。古い評価が誤りだったのではなく、そのときの情報にもとづく結論だった、ということです。
HORIZON
想定する期間が異なります
数四半期を見るアナリストと、数年単位で見るアナリストでは、同じ銘柄でも評価が分かれます。レポート内で示されている投資期間とあわせて確認してください。
BASIS
根拠とセットで読みます
同じ「やや強気」でも、増収率を根拠にした場合と、評価水準の低さを根拠にした場合では意味が違います。5段階のどこに置かれたかより、どの数字を見てそう判断したのかに情報があります。
現在のアナリストとカバレッジ
いま執筆している4名です。数字は直近280本のレポートのうち、その銘柄を扱った本数を示します。銘柄名を選ぶと、その銘柄を扱ったレポートの一覧へ移動します。
ローレンス・フラー
マクロ経済・資産配分
Fuller Asset Management代表。個別銘柄より、金利や景気指標をふまえた市場全体の見方と資産配分の判断を中心に扱います。指数連動のETFを軸にレポートを書いています。
ジェームズ・フォード
マクロ経済・市場サイクル
The Pragmatic Investor 執筆者。市場サイクルの局面判断を軸に、複数のポートフォリオを公開しながら、個別銘柄から暗号資産・コモディティまで幅広く扱います。
コンヴェクィティ
半導体・光通信・エンタープライズソフトウェア
製品の技術的な中身まで踏み込み、競合との差がどこにあるかを分析します。AIインフラを構成する半導体・光通信の各層を、サプライチェーン全体で追っています。
カート・フラー
マクロ経済・ポートフォリオ運用
新興国を含む地域配分と、景気局面に応じたポートフォリオの組み替えを扱います。ETFと個別銘柄を組み合わせた構成の考え方を示しています。